返礼品について
どっこい、義経は生きていた。
栄光とかげりを残したまま忽然と消えた義経。
悲壮な最期であったと、歴史書は伝えている。
どっこい義経は生きてアイヌモシリ(人間の静かな大地)を目指していた。
そこには傷む心を癒してくれる 北のやすらぎがあった。
(巻頭帯より)
北海道平取町は源義経北行伝説の中心地といっても過言ではないでしょう。
町に多く残る源義経にまつわる地名や、史跡から発見された鎌倉期の直刀や鎧の破片、義経神社の起源や、アイヌの人たちによって「カムイ」として慕い語り継がれた伝承がそれを裏付けます。
本書は町民有志による「平取町義経を語る会」が、文献調査と平泉以北に存在する義経伝説の地を辿る現地調査から、「義経は平泉で没することなくアイヌモシリ(人間の静かな大地)へ渡った」とされる義経北行伝説に迫る、史実とロマンが生むフィクションを「カムイ義経」としてまとめた渾身の一冊です。
【書簡の魅力】
地域出版物はその地に残る伝承や言い伝えをまとめたものが全国各地の郷土館や土産物店で販売され、旅人の興味をそそり引き付けるものです。
平取町においてはアイヌ民族のカムイユカラ(神謡)、ウパシクマ(言い伝え)、ウウェペケレ(昔話)、などが調査研究され多く書籍化されています。
一方で本書は、町内に存在する「義経神社」を中心として、根強く残る「源義経北行伝説」について、史実と伝承が入り交じる異色の書籍として、町民有志によって織りなされたロマンあふれる書籍となっています。
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