返礼品について
毎年れんこんを育てていると、自然の力や植物の生命力の大きさに驚かされます。
人の手で自然をコントロールするのではなく、
「自然が本来持っている力を、どうしたらもっと引き出せるだろう」
と考えながら、日々蓮田と向き合っています。
また、里山れんこんの蓮田では、国立環境研究所による水質などの調査も行われてきました。
農地では、使い切れなかった肥料由来の窒素が地下水などへ流出することが、水環境への負荷のひとつとして知られています。
里山れんこんでは栽培期間中、肥料を使用せず、湧き水が蓮田を通り、川へと流れていきます。調査を通して、その過程で水中の窒素が大きく減少することも確認されました。
れんこんだけでなく、土や微生物など、蓮田全体の自然の働きが関係していると考えられています。
里山れんこんでは、れんこんそのものの成分についても第三者機関などによる分析を行っています。
第三者検査機関による分析では、里山れんこんの硝酸イオンは5.0mg/kg以下という結果でした。
同検査機関が保有するれんこん26検体のデータベース平均値は18.3mg/kgで、里山れんこんはそれと比較して低い値となっています。
また、国立環境研究所による別の分析では、里山れんこんの硝酸濃度は平均0.53mg NO3/kgという結果が得られました。国立環境研究所の担当研究者からも、「とても低い濃度」との評価をいただいています。
里山れんこんでは、栽培期間中、農薬・肥料・除草剤を使用せず、外部から菌などを加えることもせず、土や水、微生物など自然の働きを生かした栽培を続けています。
こうした栽培環境の中で育ったれんこんについて、複数の分析で硝酸イオンが低い値を示していることは、私たちにとってもとても興味深い結果です。
農産物を育てるだけでなく、里山の水や生態系を守ることにもつながる。
そんな農業の可能性を、この蓮田から感じています。
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