宮崎県 

日之影町 ひのかげちょう

日之影町について

人と自然が光かがやくまち　太陽と橋と渓谷と

日之影町は、宮崎県の最北山間部に位置する人口約3,600人の小さな町です。九州の百名山に名を連ねる山々と、深いV字型の渓谷が大自然の美を織りなしています。町の91％を山林が占める本町は、平成18年に森林の持つ癒やしの効果が認めらた「森林セラピー基地」に、平成27年には本町を含む「高千穂郷・椎葉山地域」の棚田や山腹水路が評価され、世界農業遺産に認定されました。また平成29年には、「祖母、傾、大崩山系」が独特な景観美や希少動物の宝庫として、ユネスコエコパークに登録されました。 豊かな自然と共に暮らし、受け継がれてきた伝統文化を今なお守り続けている人々の営みがこの町には残っています。

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全国各地にさまざまな形で伝承されている「神楽」。日之影でも昔から作物の実りに対する感謝と五穀豊穣を祈願して、神楽が奉納されています。

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日之影町に流れる五ヶ瀬川支流の日之影川には大きな巨岩（ボルダー）がいくつもあり、それぞれボルダリングスポットとして、日之影川は渓流釣りスポットとして九州内でも有名です。

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町の代表的な郷土芸能で、大人地区に昔から伝わり、演技もさることながら、その華麗な衣装は先祖伝来の珍しいものです。祭礼の日には奉納行事として公演され、多くの人々が見物に訪れます。

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日之影町は世界農業遺産に認定されており、特有の急斜面で日の光をいっぱいに浴びたお茶の葉は、香味の豊かな釜炒り茶として親しまれています。

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わら細工は、生活に密着して出来上がった生活の知恵です。わら細工たくぼでは、60年以上注連縄作りを続け、神話の息づく山あいの棚田で稲作を営みな伝統技術を継承・発展させた手仕事に従事されています。

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旧第三五ヶ瀬川橋梁は1939(S14)年に完成した八戸ダム上流に架かる高千穂鉄道(廃線)の橋です。2020年に国の重要指定文化財に登録され、ダム湖の水面に橋の赤色と山々の緑が映えます。