返礼品について
小ぶりながらもしっかりと必要なものを収納可能です
|コンセプト
「慎ましき日本の色と生活する」
江戸時代頃までは庶民のための色であった藍染と泥染。
何気ない生活の中で見出され、現代まで続く日本の「美」に改めて触れてみませんか
古くから培われてきた染色技法を用いて色付けされた革から生まれる製品たち。
日本の色を纏った製品の奥ゆかしく慎ましい変化を是非お楽しみください。
|染色について
HWDTで用いる革の染色は、全て徳島県海陽町にあるHi-COLOR handworksにて行っていただいております。
化学(合成)染料を用いることなく、天然の素材のみを使用して染色が施されています。
天然染料のみで行われる染色では、毎回異なる表情(色合い)に出会うことができます。気温、湿度、水温等、様々な状況が日々変化していく中で、染料もそれに合わせ日々発酵を続け変化していくからです。その中で染氏の感覚を頼りに色を重ね一枚一枚の革が染め上げられています。ぜひ、これまでの量産品とは違う楽しみをHWDTの製品に見出していただけたら幸いです。同じラベルでも毎年味わいの異なるワインのように。
”藍染”
Hi-COLOR handworks では、自社で無農薬藍を育て、スクモを作り、染めています。
染料になる藍は全て自給、自然物だけを使用した日本独自の伝統技法である『天然灰汁発酵建』を行っている工房です。
無農薬、無化学肥料栽培で藍を栽培し、スクモを作っているところとなると、徳島でもごくわずか。さらに、栽培中に動物性の堆肥や肥料も使用していません。人間は自然の一部であること。人間が身につけるものも、当然自然であるべきだということ。環境に対する負荷をなるべくかけないような配慮をすること。そんな強い信念を持って、藍の栽培から染色まで一貫して自分たちで行っている稀有な工房です。
革を藍染する際は、革はアルカリ性が嫌いなので、とにかくよく洗います。布の何倍も洗います。乾かす際に収縮するので、縮み防止の為に定期的に革を揉みほぐし伸ばします。非常に気を使う作業です。また、藍染液は動物性タンパク質が入ると痛むので革の染色を嫌がり断る所も多いです。色の入り方も突然来るので調整が難しく、革の部位、革の動物の年齢、なめし方で染まり方に変化があります。コットンや麻と違い、革は染めてみないと分からない所が難しく、面白くもあります。
布を染めるより感覚と作業の大変さが増しますが、そのぶんやりがいのある仕事です。
時間をかけることで、ようやく表現される藍色の奥行きを、是非楽しんでください。
決して華やかではないですが、色彩の自然な深み。光沢感というよりは沈み込む落ち着きを持った色が特徴です。
一つのものを長く愛し、時を経て出会う表情に再び恋をする
そんな製品をHWDTはお届けしたいと考えています。
普通に良いものを当たり前に。
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