返礼品について
少し多めのカード、お札、小銭を入れて
マチを大きめに取ることで、すっきりと見やすくお使いいただけます。
|コンセプト
「慎ましき日本の色と生活する」
江戸時代頃までは庶民のための色であった藍染と泥染。
何気ない生活の中で見出され、現代まで続く日本の「美」に改めて触れてみませんか
古くから培われてきた染色技法を用いて色付けされた革から生まれる製品たち。
日本の色を纏った製品の奥ゆかしく慎ましい変化を是非お楽しみください。
|染色について
HWDTで用いる革の染色は、全て徳島県海陽町にあるHi-COLOR handworksにて行っていただいております。
化学(合成)染料を用いることなく、天然の素材のみを使用して染色が施されています。
天然染料のみで行われる染色では、毎回異なる表情(色合い)に出会うことができます。気温、湿度、水温等、様々な状況が日々変化していく中で、染料もそれに合わせ日々発酵を続け変化していくからです。その中で染氏の感覚を頼りに色を重ね一枚一枚の革が染め上げられています。ぜひ、これまでの量産品とは違う楽しみをHWDTの製品に見出していただけたら幸いです。同じラベルでも毎年味わいの異なるワインのように。
”泥染”
海陽町・宍喰地区にある八坂神社は、京都の八坂神社、福山市の沼名前 ( ぬまくま ) 神社とともに日本三祇園の 1 つと伝えられています。祭神は「須佐之男命」であり、例祭の 7 月 17 日の「祇園祭」には、4 台のだんじりや関船が祇園通りを練り歩きます。地域では「祇園さん」と呼ばれ親しまれています。祇園さんの境内から流れ出た湧き水の中には鉄臭い茶色い粒子があり、それを泥染の染料のひとつとして使用しています。
もうひとつの染料である真菰について。万葉集や古事記にも登場し、お釈迦様が病人を真菰で作った敷物に寝かせたとも言われています。 デトックス効果が高いと言われる葉は、お茶として飲むことも。浄化作用があり、鉄分を多く含む真菰の泥田の泥と八坂神社の鉱泉を合わせる事で、鉄分豊富な泥が出来ました。
また、泥の色を定着させるためにタンニンの作用が必要です。研究を重ねた結果、ポリフェノールが豊富な藍茎を半日煮出した液を使用しています。藍茎は酵素があるため数日置くと醗酵が始まり白カビが出て染まりやすくなります。茎のタンニンと泥の鉄分を、繰り返し何度も何度も染めることにより色が定着します。
決して華やかではないですが、色彩の自然な深み。光沢感というよりは沈み込む落ち着きを持った色が特徴です。
一つのものを長く愛し、時を経て出会う表情に再び恋をする
そんな製品をHWDTはお届けしたいと考えています。
普通に良いものを当たり前に。
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