返礼品について
13cmウッドコーンフルレンジユニットを採用!
ウッドコーン独自の温かく聴き疲れしない、耳に優しい音質が特徴です。
クラシック室内楽やバラードなど癒し系の音楽を好まれる方には特にお勧めします。
モノコック構造のエキスポネンシャル(双曲線)ホーンが音楽を大変開放的に心地よく響かせます。
このデザインと技術の融合により、リスニング体験が一層豊かになります。
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世界初・木製バックロードホーン型スピーカーを発明したメーカー
新潟県三条市にあるハセヒロオーディオは、木製では、世界で初めてカーブ音道のバックロードホーン型スピーカーを開発したメーカーです。
一般的なスピーカーはバスレフ型か密閉型(※)になりますが、バックロードホーン型スピーカーは、中高音は上から、低音はカーブを描く長い音道を通って増幅されて下の開口部から出力されます。
これまで、木製のバックロードホーン型スピーカー製作にあたっては、技術的な難しさはもちろん、「綺麗な低音が聞こえず、音がこもってしまう」という悩みを抱えているメーカーが多くありました。
そんな中、ハセヒロオーディオは「スピーカーの音ではなく、本来の”生の音”を楽しめるスピーカー」を開発・製造することができました。
(※)解説:
バスレフ型:BOXに設置されたポートで低音を増幅するタイプのスピーカー
密閉型:BOXが密閉されており締まった低音が特長のスピーカー
スピーカー内部の構造 ※機種により多少異なります
低音を響かせるための構造を研究、高度な加工技術により実現
ハセヒロオーディオのバックロードホーンは、複数枚の板を貼り合わせることで成り立っています。
「MDF」と呼ばれる比重が重い材料を使うことで、箱なりがしづらく、本来の音を綺麗に出力できるようになります。
これまでもバックロードホーン型スピーカーと呼ばれるものはあったものの、音道を直線の仕切りで作るだけの構造で、音がこもってしまう問題がありました。
「生の低音を聞くには、木製で、カーブの道筋を作る」という理想の形を、ハセヒロオーディオは高度な加工技術と、試行錯誤の開発により生み出してきました。
これを実現した背景には、社長の長谷川さんの「新発明」に対する並外れた情熱と努力がありました。
材料のMDF合板を切断する様子
“まずは作ってみる”精神で生み出したオーディオが大好評
社長の長谷川安衛さんは、玄能づくりの父のもと、2代目として長谷弘工業で働きはじめました。
もともと音楽が好きだった長谷川さんは、お客様からの「木製のバックロードホーンをつくってほしい」という要望から、オーディオづくりをスタートします。
とはいえ、開発した当初はすぐには売れませんでした。
自身も作っては音を聞き、改良を重ねる日々。
ハセヒロオーディオが注目を集め始めたのは、オーディオ見本市に出展したことがきっかけです。
オーディオマニアが集まる展示会で、自社のオーディオを流したところ「凄い!まるで生演奏を聴いているようだ」と大好評。
その反応には社長も驚いたと言います。
そして、オーディオマニアからの口コミなどによって、雑誌にも掲載され、「新潟のハセヒロ」が徐々に知られるようになり、少しずつ全国にファンが増えていきました。
代表取締役の長谷川安衛さん
オーディオファンとの繋がりから生まれる商品開発
長谷川さんは、インターネット黎明期から、独学で自社サイトを立ち上げブログで自身の思いを発信してきました。
制作背景のストーリーから、社長の日常的な出来事まで、独自の視点で書かれるブログにはファンも多くいます。
ハセヒロオーディオは、新潟に限らず全国まで広がり、時には「直接音を聞いてみたい」と県外から工場まで訪問するお客様も。
更に世界各国からもお問い合わせがあります。
長谷川さんは、まずは音を楽しんでもらうことを大切にしているため、見学も積極的に受け入れています。
スピーカーひとつひとつが生み出す、音の違いを堪能してもらうことで、ハセヒロオーディオのファンの輪が広がっています。
事務所にはハセヒロオーディオのスピーカーが多数並び、試聴も可能。
社長のものづくりの熱意は、次代へつながる
8年前に稼業に入ってきた、専務取締役の長谷川貴一さん。
今では、貴一さんのアイデアから商品の改良も日々行われています。
今後の目標は、音道を管楽器のように円筒型にしたスピーカー。
スピーカーで実現できるかは、加工技術と構造研究の戦い。
これからも、最高級のスピーカーづくりのために、ハセヒロオーディオの挑戦は続きます。
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