返礼品について
月山和紙は、山形県・月山のある町西川町でつくられた紙です。
約400年の歴史があり、出羽三山(月山・湯殿山・羽黒山)信仰とともに栄え、寺社の神事や日常生活に欠かせない障子などに活用されていました。
【名刺入れ/エンボスあり】
エンボス(型押し)が和紙の質感を際立たせる、軽くて丈夫な名刺入れ。
人とはちょっと違うものが持ちたい…そんなオリジナリティを大切にされる方に。
革のように『使い込むほどに手に馴染んでゆく』過程もお楽しみ頂けます。
シックな黒と鮮やかな赤。お好きなカラーをお選びください。
■月山の豊かな自然に寄り添い、月山和紙は生まれる
霊峰 月山のふもとに位置し、町の総面積のほとんどが森林で占められる山形県西川町。
町内には清流日本一として広く知られる寒河江川が流れ、冬には町の中心部でも積雪が1mを超える山形県内でも有数の豪雪地帯です。
自然と共存してきた西川町で、月山和紙はおよそ400年という歴史と伝統を紡いできました。
冬季における農家の副業として、彼らの生活を支え続けた紙漉き。しかし洋紙の普及と高度経済成長の煽りで紙漉き農家が激減し、月山和紙も衰退の一途を辿ります。その伝承を守っているのが、紙屋 作左ヱ門のシブヤナオコ氏です。
■手作りならではの温もりと独創性。そこに込められた思い。
シブヤ氏が和紙職人として製作しているのは、一枚物の月山和紙だけではありません。魅力的な月山和紙を製品へと変えるまでが、紙屋作左ヱ門のプロダクト。唯一無二にこだわり、決して妥協しない、それがシブヤ氏のポリシーです。
エンボス加工に使用するのは、シブヤ氏自らが木版を彫って作成した木型。吉祥文様がアレンジされたその柄には、「ご縁が繋がりますように」との願いが込められています。
ポチ袋にあしらわれたイラストは、ステンシルの技法で一つ一つ手作業で転写したもの。
色の濃淡など、商品によってそれぞれ異なる風合いに、手作りならではの温もりを感じます。
■滅びゆく伝統文化を守るために
かつては、地元関西で専門職に就き、忙しい毎日に追われていたシブヤ氏。
「道端に咲いている花の美しさにも気づけない…人として当たり前の感性を失っている事に恐怖を感じたんです。それで、思い切って別の道に進むことにしました。」
自分にしか出来ない事は何か。模索を始め、出会ったのが紙漉きの世界でした。
『微力な私にどこまで出来るかわからないけれど、せめて次世代に“1000年以上続く紙漉きの伝統のバトン“を繋いでいけたら…』それが、和紙作りを本格的な生業に決意するきっかけになったそう。
すぐに答えが出る人生でなく、色々な事に挑戦して自分の可能性を試してみたい。
シブヤ氏の挑戦は、今もなお現在進行形なのです。
●Less is More 「少ない方が豊かである」
「物が少ない方が、人って工夫するじゃないですか」と笑うシブヤ氏。
物に溢れる毎日では、豊かな心は育たない。必要最低限な物しか周りに無いからこそ、気付けるものがそこにあるのかもしれません。
山に生い茂る樹々、逞しく咲く道端の花、可愛い昆虫。季節によって移ろいゆく西川の景色たち。その全てが彼女の感性を刺激し、作品に命を吹き込んでいます。
「木や革で作った小物は世の中に溢れているけれど、紙を使ったものってそうそう無いですよね。そういうものにちょっと飽きた人、人とは違うものを持ちたい人に是非使ってほしいなと思って。そのアイテムが会話の糸口になり、それがきっかけでご縁がつながってくれたら嬉しいです」
和紙職人 シブヤナオコ
「毎日をフルスピードで生きて不安になるより、たとえ不便でもゆっくり人生の歩みを進めたい」との思いで、紙漉きの世界に飛び込む。9年間、京都の黒谷で和紙作りの修行を重ね、2017年に西川町に移住。
紙屋作左ヱ門の製品は少しずつ販路を拡大し、現在ではネットショップを始め、鶴岡市のスイデンテラス(水田に浮かぶラグジュアリーなホテル)や、山形駅に入っている尚美堂エスパル店(こだわりの山形民芸品を集めた魅力あるセレクトショップ)などで販売。デザイン性と品質の高さが、多くのファンの心を掴んでいる。
約400年の歴史があり、出羽三山(月山・湯殿山・羽黒山)信仰とともに栄え、寺社の神事や日常生活に欠かせない障子などに活用されていました。
【名刺入れ/エンボスあり】
エンボス(型押し)が和紙の質感を際立たせる、軽くて丈夫な名刺入れ。
人とはちょっと違うものが持ちたい…そんなオリジナリティを大切にされる方に。
革のように『使い込むほどに手に馴染んでゆく』過程もお楽しみ頂けます。
シックな黒と鮮やかな赤。お好きなカラーをお選びください。
■月山の豊かな自然に寄り添い、月山和紙は生まれる
霊峰 月山のふもとに位置し、町の総面積のほとんどが森林で占められる山形県西川町。
町内には清流日本一として広く知られる寒河江川が流れ、冬には町の中心部でも積雪が1mを超える山形県内でも有数の豪雪地帯です。
自然と共存してきた西川町で、月山和紙はおよそ400年という歴史と伝統を紡いできました。
冬季における農家の副業として、彼らの生活を支え続けた紙漉き。しかし洋紙の普及と高度経済成長の煽りで紙漉き農家が激減し、月山和紙も衰退の一途を辿ります。その伝承を守っているのが、紙屋 作左ヱ門のシブヤナオコ氏です。
■手作りならではの温もりと独創性。そこに込められた思い。
シブヤ氏が和紙職人として製作しているのは、一枚物の月山和紙だけではありません。魅力的な月山和紙を製品へと変えるまでが、紙屋作左ヱ門のプロダクト。唯一無二にこだわり、決して妥協しない、それがシブヤ氏のポリシーです。
エンボス加工に使用するのは、シブヤ氏自らが木版を彫って作成した木型。吉祥文様がアレンジされたその柄には、「ご縁が繋がりますように」との願いが込められています。
ポチ袋にあしらわれたイラストは、ステンシルの技法で一つ一つ手作業で転写したもの。
色の濃淡など、商品によってそれぞれ異なる風合いに、手作りならではの温もりを感じます。
■滅びゆく伝統文化を守るために
かつては、地元関西で専門職に就き、忙しい毎日に追われていたシブヤ氏。
「道端に咲いている花の美しさにも気づけない…人として当たり前の感性を失っている事に恐怖を感じたんです。それで、思い切って別の道に進むことにしました。」
自分にしか出来ない事は何か。模索を始め、出会ったのが紙漉きの世界でした。
『微力な私にどこまで出来るかわからないけれど、せめて次世代に“1000年以上続く紙漉きの伝統のバトン“を繋いでいけたら…』それが、和紙作りを本格的な生業に決意するきっかけになったそう。
すぐに答えが出る人生でなく、色々な事に挑戦して自分の可能性を試してみたい。
シブヤ氏の挑戦は、今もなお現在進行形なのです。
●Less is More 「少ない方が豊かである」
「物が少ない方が、人って工夫するじゃないですか」と笑うシブヤ氏。
物に溢れる毎日では、豊かな心は育たない。必要最低限な物しか周りに無いからこそ、気付けるものがそこにあるのかもしれません。
山に生い茂る樹々、逞しく咲く道端の花、可愛い昆虫。季節によって移ろいゆく西川の景色たち。その全てが彼女の感性を刺激し、作品に命を吹き込んでいます。
「木や革で作った小物は世の中に溢れているけれど、紙を使ったものってそうそう無いですよね。そういうものにちょっと飽きた人、人とは違うものを持ちたい人に是非使ってほしいなと思って。そのアイテムが会話の糸口になり、それがきっかけでご縁がつながってくれたら嬉しいです」
和紙職人 シブヤナオコ
「毎日をフルスピードで生きて不安になるより、たとえ不便でもゆっくり人生の歩みを進めたい」との思いで、紙漉きの世界に飛び込む。9年間、京都の黒谷で和紙作りの修行を重ね、2017年に西川町に移住。
紙屋作左ヱ門の製品は少しずつ販路を拡大し、現在ではネットショップを始め、鶴岡市のスイデンテラス(水田に浮かぶラグジュアリーなホテル)や、山形駅に入っている尚美堂エスパル店(こだわりの山形民芸品を集めた魅力あるセレクトショップ)などで販売。デザイン性と品質の高さが、多くのファンの心を掴んでいる。