返礼品について
気仙沼の海藻で染めたセーター、できました。
気仙沼の大島でとれた海藻「青草」から染料を抽出し、毛糸を染めて、セーターを編みました。
とてもきれいな色のセーターが、できましたよ。
鎌倉シャツさんと一緒にはじめたプロジェクト
海藻で毛糸を染めるきっかけをくださったのは、鎌倉市を本拠地とする「鎌倉シャツ」さん。
鎌倉シャツさんは、これまで、鎌倉のお寺のサクラやアジサイでシャツを染めるなど、地域のもので染めた商品をつくるお取り組みをされてきました。
去年の6月に、仙台に新しくお店を出されたことをきっかけに、宮城の会社と協力し、宮城のもので染めた商品をつくってみようと考えられ、気仙沼ニッティングにお声かけいただきました。
ヤマヨ水産さんが牡蠣を育てている牡蠣いかだ
水が透きとおっています
青草は、牡蠣を育てていると周囲につくもののふだんは使うことのない海藻で、葉が薄く、きれいなみどり色をしているとのこと。(※漁師さんたちには「青草」と呼ばれていますが、分類としては「アオサ」の仲間のようです)
牡蠣いかだにのって、漁船のクレーンでロープを引き上げると・・。
海藻がたくさんついています。この中に牡蠣がいます。一番上の方についている、みどり色の海藻が「青草」だそうです。
ロープについた海藻をとりのぞくと・・
牡蠣が!写真は殻をむいたところです。プリップリで、美しいです。
おいしい牡蠣の育つ美しい海で、一緒に育っている青草。たしかに、これならきれいな色が出そうです。
そこで、小松社長に青草をおすそわけいただき、乾燥させて研究所に送り、染料を抽出していただき、試しに少し毛糸を染めてみると、とってもきれいな色に染まりました。
「青草」で染めた毛糸は、萌黄色(もえぎいろ)や若苗色(わかなえいろ)に近い、それでいて、どこかに海の気配を感じる、なんとも美しい色です。
海藻で染めた毛糸で、セーター「エチュード」を編みました。
とてもきれいな色が出たので、この「青草」と呼ばれる海藻で染めた毛糸で、気仙沼ニッティングのロングセラーのセーター「エチュード」を編むことにしました。
担当した編み手さんたちも「きれいな色」「編んでいても、やわらかくやさしい気持ちになる」と、よろこんで編んでくれました。
編み上がったエチュードは、なんとも美しく、やさしく、着やすそうで、それでいてあまり見たことのない、いい色のセーターになりました。
私たちは、この色を「海の青草」と名づけました。
Sは身長155~160センチぐらいの方にちょうどいいサイズです。女性の標準サイズですが、デザインが男女共通なため、小さめをご希望の男性にもお使いいただけます。
Mは男性向けの標準サイズ。エチュードはドロップショルダーと呼ばれるデザインで、着る人の肩位置に合わせて肩が落ちるため、カバーできる体型の範囲が広い一着です。
Lは男性向けの大きめサイズ。大柄な男性がたっぷり着ていただけるサイズになります。Lサイズは受注生産のみとなりますので、お届けまでお時間をいただきますこと、ご了承ください。
気仙沼と編みもの
気仙沼は、遠洋漁業の港町です。
たくさんの船が、この港から出ていって、世界中の海で漁をします。
気仙沼ニッティングのある編み手は、
子ども時代のこんな話をしてくれました。
「父は、カツオ船の漁師でした。
一度漁に出ると何ヶ月も家に戻りません。
そんな父は、船の上で時間をみつけては、
セーターを編んでいたらしいのです。
ロープワークや漁網の補修に慣れていたので、
当時の漁師は、編み物が得意でした。
数カ月ぶりに遠い海から帰ってくると父は、
『おみやげだよ』と言って、
船で編んできたセーターを渡してくれました。
父親に甘えることなんてなかったけど、
私は、父が編んだそのセーターを着るのがうれしくて、
とても自慢でした。」
お父さんのようになりたくて、
子どもながらに編み物を習ったその人は、
いまでは気仙沼ニッティングの編み手として、
セーターを編んでいます。
じぶんが、うれしかったり、自慢だったりしたことを、
いま、だれかのためにしています。
気仙沼の本店からお届けします
気仙沼ニッティングの本店「メモリーズ」は、気仙沼の湾を見晴らせる丘の上に建つ、小さな青い建物です。
ふるさと納税の返礼品としてお選びいただいた「エチュード 海の青草」も、
この本店「メモリーズ」からお届けいたします。
機会があれば、ぜひ遊びにいらしてくださいね。
気仙沼の大島でとれた海藻「青草」から染料を抽出し、毛糸を染めて、セーターを編みました。
とてもきれいな色のセーターが、できましたよ。
鎌倉シャツさんと一緒にはじめたプロジェクト
海藻で毛糸を染めるきっかけをくださったのは、鎌倉市を本拠地とする「鎌倉シャツ」さん。
鎌倉シャツさんは、これまで、鎌倉のお寺のサクラやアジサイでシャツを染めるなど、地域のもので染めた商品をつくるお取り組みをされてきました。
去年の6月に、仙台に新しくお店を出されたことをきっかけに、宮城の会社と協力し、宮城のもので染めた商品をつくってみようと考えられ、気仙沼ニッティングにお声かけいただきました。
ヤマヨ水産さんが牡蠣を育てている牡蠣いかだ
水が透きとおっています
青草は、牡蠣を育てていると周囲につくもののふだんは使うことのない海藻で、葉が薄く、きれいなみどり色をしているとのこと。(※漁師さんたちには「青草」と呼ばれていますが、分類としては「アオサ」の仲間のようです)
牡蠣いかだにのって、漁船のクレーンでロープを引き上げると・・。
海藻がたくさんついています。この中に牡蠣がいます。一番上の方についている、みどり色の海藻が「青草」だそうです。
ロープについた海藻をとりのぞくと・・
牡蠣が!写真は殻をむいたところです。プリップリで、美しいです。
おいしい牡蠣の育つ美しい海で、一緒に育っている青草。たしかに、これならきれいな色が出そうです。
そこで、小松社長に青草をおすそわけいただき、乾燥させて研究所に送り、染料を抽出していただき、試しに少し毛糸を染めてみると、とってもきれいな色に染まりました。
「青草」で染めた毛糸は、萌黄色(もえぎいろ)や若苗色(わかなえいろ)に近い、それでいて、どこかに海の気配を感じる、なんとも美しい色です。
海藻で染めた毛糸で、セーター「エチュード」を編みました。
とてもきれいな色が出たので、この「青草」と呼ばれる海藻で染めた毛糸で、気仙沼ニッティングのロングセラーのセーター「エチュード」を編むことにしました。
担当した編み手さんたちも「きれいな色」「編んでいても、やわらかくやさしい気持ちになる」と、よろこんで編んでくれました。
編み上がったエチュードは、なんとも美しく、やさしく、着やすそうで、それでいてあまり見たことのない、いい色のセーターになりました。
私たちは、この色を「海の青草」と名づけました。
Sは身長155~160センチぐらいの方にちょうどいいサイズです。女性の標準サイズですが、デザインが男女共通なため、小さめをご希望の男性にもお使いいただけます。
Mは男性向けの標準サイズ。エチュードはドロップショルダーと呼ばれるデザインで、着る人の肩位置に合わせて肩が落ちるため、カバーできる体型の範囲が広い一着です。
Lは男性向けの大きめサイズ。大柄な男性がたっぷり着ていただけるサイズになります。Lサイズは受注生産のみとなりますので、お届けまでお時間をいただきますこと、ご了承ください。
気仙沼と編みもの
気仙沼は、遠洋漁業の港町です。
たくさんの船が、この港から出ていって、世界中の海で漁をします。
気仙沼ニッティングのある編み手は、
子ども時代のこんな話をしてくれました。
「父は、カツオ船の漁師でした。
一度漁に出ると何ヶ月も家に戻りません。
そんな父は、船の上で時間をみつけては、
セーターを編んでいたらしいのです。
ロープワークや漁網の補修に慣れていたので、
当時の漁師は、編み物が得意でした。
数カ月ぶりに遠い海から帰ってくると父は、
『おみやげだよ』と言って、
船で編んできたセーターを渡してくれました。
父親に甘えることなんてなかったけど、
私は、父が編んだそのセーターを着るのがうれしくて、
とても自慢でした。」
お父さんのようになりたくて、
子どもながらに編み物を習ったその人は、
いまでは気仙沼ニッティングの編み手として、
セーターを編んでいます。
じぶんが、うれしかったり、自慢だったりしたことを、
いま、だれかのためにしています。
気仙沼の本店からお届けします
気仙沼ニッティングの本店「メモリーズ」は、気仙沼の湾を見晴らせる丘の上に建つ、小さな青い建物です。
ふるさと納税の返礼品としてお選びいただいた「エチュード 海の青草」も、
この本店「メモリーズ」からお届けいたします。
機会があれば、ぜひ遊びにいらしてくださいね。