返礼品について
鹿児島に伝わる逸品「あくまき」
弾力があり、ややねばりのあるモチモチ食感。あく独特の風味があります。
輪切りにして、黒砂糖やきな粉、砂糖醤油などをかけて食べるのがおすすめです。
もち米は南大隅産、木灰は山川鰹節工場のものを使用しています。
■あくまきってなに?
昔から親しまれている、もち米を竹の皮に包んで灰汁(あく)で煮る伝統的な和菓子・保存食です。
見た目は茶色く、ぷるんとした独特の弾力と風味が特徴です。
戦国武将・島津義弘が関ヶ原の戦い(1600年)へ向かう際、戦場での携帯保存食として「あくまき」を持参したという逸話が語られています。
江戸時代以降になると、戦の場面から日常生活へと用途が移り、薩摩地方では男児の健やかな成長を願う「端午の節句(5月5日)」の行事食として定着しました。
■あくまきの作り方
作り方は灰汁にもち米を浸した後、もち米を竹の皮で包み、灰汁水で数時間煮込んで作られます。
灰汁に含まれるアルカリ性物質がもち米を柔らかくするとともに、殺菌の繁殖を抑え高温多湿の鹿児島でも長期保存ができるのです。
■ 保存方法
①常温保存(短期間)
冷暗所で2〜3日以内なら常温でも保存可能(特に寒い季節)。
直射日光・高温多湿は避けてください。
②冷蔵保存(おすすめ)
夏場や数日以上保存する場合は、冷蔵庫で保存してください。
ラップや保存袋に包んで乾燥を防ぐのがポイント。
③冷凍保存(長期保存)
輪切りにしてラップで1切れずつ包み、冷凍用袋に入れて冷凍保存できます。
食べる際は自然解凍または電子レンジで温め直しが可能。
※そのほか、寒冷時には、固くなることがあります。
加熱によりやわらかくなります。(レンジ、袋ごと煮る)
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