返礼品について
普段は結婚式、披露宴やパーティーといったシーンで着用することが多い「袋帯」
帯一本を織り上げるまでに約2か月。
一つの帯に2,400本の経糸が使われています。
髪の毛より細い経糸(たていと)を一本一本丁寧に心を込めて織り上げました。
「立涌唐花文」は非常に格の高い文様とされており、幸福や繁栄を願う正装・慶事にふさわしい文様です。
上質な絹芯を使い、職人が丁寧に仕立てた帯を是非ご利用ください。
■これぞプロフェッショナル
鹿児島県の美しい湾をのぞむ南大隅町にも手織りの帯を作る職人の方がいらっしゃいます。
すべての作業をご夫婦お二人で行っており、生産管理が行き届き、クオリティの高い作品を生み出しています。
大胆なデザインの帯はご主人、繊細なデザインの帯は奥様が担当することが多い層。
帯を傷つけないよう、指先のケアまで徹底しており、「生きることそのものが仕事につながる」というプロフェッショナルなお二人です。
■袋帯とは
袋帯とは、帯の中でも特に格式が高い種類のひとつで、表と裏を縫い合わせて袋状に織られている帯のことです。
留袖・訪問着・振袖などのフォーマルな着物に合わせることが多く、金銀糸や刺繍など、華やかで美しい意匠が多く見られます。
■立涌唐花文(たてわく からはなもん)
手織の錦地に能衣装菊を金銀糸で織り上げた帯です。訪問着や留袖に合う帯です。
①立涌(たてわく)
湯気が立ち昇るような曲線で「運気が立ち上がる」「気が湧き上がる」ことを象徴し、発展・上昇・繁栄の意を込めた吉祥文様です。
平安時代から公家の装束などに用いられてきた、由緒正しい古典柄。
②唐花(からはな)
中国風にデザインされた想像上の花文様で、特定の植物に縛られず、優美で華やかな意匠。
異国的な美しさと格式を併せ持ち、高貴さ・気品・豊穣を象徴します。
■ご確認ください
・結んでいただけるように、絹芯入本仕立てをします。
・実物と写真では、色などに差が生じる場合がございます。
・注文後に関東仕立てか、関西仕立てかをお電話にて事業者にお知らせ下さい。
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