返礼品について
日本で不動の人気を誇る肉といえば、霜降りの牛肉でしょう。
畜舎のなかでトウモロコシや大豆粕といった濃厚飼料を食べて育てることで、サシと呼ばれる脂肪をたっぷり含んだ霜降りの肉が生まれます。
対して、牧野でのびのびと育ち、草だけを食べて育った阿蘇のあか牛の肉は、脂身こそ少ないですが、噛めば噛むほど広がる旨味が特長。
どちらが正しいというものでもありませんが、私たちは従来の肉質等級だけにとらわれず、生き物としてあるべき姿を大切にしたいと考えました。
牛は本来、野山で草を食べて育つ生きものです。
広い野山に放ち、草だけを食べさせるという牛本来の育て方は、日本全国どこでもできることではありません。
それは一年を通じて牛を養うだけの草を蓄える、阿蘇の草原だからこそできることです。
阿蘇の草原を有効に活用し、日本の食の未来を明るいものにしていきたい。そんな思いから、「阿蘇のあか牛・草原牛プロジェクト」は生まれました。
【アンティーカロカンダミヤモトでの阿蘇のあか牛・草原牛を使った特別ディナー1名分お食事券付】
(シェフ宮本けんしんについて)
1975年、熊本県生まれ。19歳で渡伊。
イタリアの名店【ラ・テンダ・ロッサ】【ラ・シリオラ】【ヴィッラ・ロンカッリ】などで修業。
26歳で帰国後、実家の【イタリー亭】に勤務。
2006年【リストランテ・ミヤモト】を開店し独立。
2021年6月、移転し店名を【antica locanda MIYAMOTO】に変更しリニューアルオープンした。
阿蘇地域世界農業遺産認定の立役者となるなど、九州の料理界をけん引してきたシェフの一人である。
(メインメニューについて)
「阿蘇のあか牛・草原牛プロジェクト」の牛肉は、一般的な方法で育てられた牛肉と比べると明らかに低脂肪であることがわかります。
草だけを食べて育つため、β-カロテンも豊富です。
また、放牧によって一年中ほどよく運動をしているために機能性成分といわれるカルノシンや、うまみ成分と呼ばれる遊離アミノ酸などをたっぷりたくわえているのも特長です。
味わいも濃厚で、霜降り肉とはひと味違うおいしさを味わえます。
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