返礼品について
波佐見焼といえば、染付と青磁の器が中心です。大村藩主大村喜前は文禄・慶長の役のさい朝鮮から李祐慶兄弟等の陶工達を伴い帰国しました。彼等は慶長4年(1599年)波佐見町内に階段状連房式登窯を築き施釉陶器をつくっていましたが、慶長7年(1602年)町内三股郷の山谷から陶石が発見されたことにより慶長11年(1606年)陶磁器製造が始まりました。江戸後期には日本一の磁器生産量を誇るまでになったのは、貞享2年(1685年)大村藩の藩窯として開かれた大新登窯(全長170m、39の窯室を持ち、当時、世界最大・最長の登り窯として江戸・明治時代まで多くのやきものを生産してきました。)、中尾上登窯(160m超)、永尾本登窯(150m超)等の大規模な登り窯が稼働してからです。規模的に世界第1位?3位の登窯としても有名です。磁器の原料が発見されてからは急速に染付と青磁を中心とする磁器へ移行し、ついには大村藩の特産品となりました。先人から職人へと受け継がれた技と心で染付絵の繊細で味わい深い日常食器が多くの窯で焼かれていますが、明治以降は創作を加え赤絵を用いての染錦絵柄も多く作られる様になりました。陶工たちの弛まぬ研鑽により波佐見焼は1978年に伝統工芸品に指定されました。
「くらわんか」から引き継がれた伝統を引継ぎ今風に仕上げた青磁の器です。お皿の表面に波模様を施し落ち着いた雰囲気を表現していますので、菓子皿や和洋中華といろんな料理に幅広く使える便利なお皿です。
手作業での制作が釉薬の美を華やかにしていますが、手作業の為ひとつひとつの商品サイズと色合いが若干異なることがあります。
#/波佐見焼/皿/角皿/
【地場産品基準該当理由】
町内で成形・焼成・絵付けを行っている波佐見焼
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