返礼品について
南北朝時代から製作が始まり、室町時代には茶の湯釜の名器として一世を風靡した芦屋釜。
芦屋釜は、滑らかな鉄肌と胴部の美しい文様、「真形(しんなり)」とよばれる端正な形が特徴で、京都の貴人や室町幕府の要人にも愛されました。
その製作の歴史は江戸時代初期に終わったといわれていますが、芸術性、技術力に対する評価は今なお高く、国の重要文化財に指定されている茶の湯釜9点のうち8点を芦屋釜が占めています。
平成7年5月、芦屋町は復興工房を備えた芦屋釜の里を開園し、芦屋釜を製作する鋳物師の養成と芦屋釜の復興に取り組みます。
平成25(2013)年に1名、令和3(2021)年に1名の鋳物師が、16年の養成期間を終え、独立しました。
令和4年9月には、2名の鋳物師が製作する現代の芦屋釜が、福岡県知事指定特産工芸品に指定されました。
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