返礼品について
北広島町大朝地域にあった2つの小学校、大朝小学校と新庄小学校は、2025年に統合し、新生・大朝小学校となりました。
それぞれの学校では、ふるさと学習を通じ、地元に根付くお米作りを児童たちが学び、実践してきた歴史があります。
大朝地域のお米作りの歴史は2000年前、弥生時代の遺跡にも痕跡が残されています。
新庄小学校では、この地域に脈々と受け継がれたお米作りの歴史を学ぼうと、
弥生時代に栽培されていたと考えられている「赤米」のお米作りに取り組んできました。
特に新庄地区は中世に厳島神社の荘園であった縁も深く、毎年児童たちが収穫した赤米を宮島・大聖院に奉納しています。
一方、大朝小学校では「いのちの壱」という新しい品種のお米に挑戦。
2000年に見出された「いのちの壱」はひときわ粒が大きく、ふっくらとした食感と甘みが魅力です。
大朝地域では、地域の生産組合がこの新しいお米の栽培に力を入れ、全国の品評会でも高い評価を得ています。
大朝小の「いのちの壱」も、2024年の全日本お米グランプリで、見事銀賞に輝きました。
両校のふるさと学習はいずれも、農家の方から直接指導を受けながら、田植えや収穫、さらには販売まで、徹底的に現場を体験する教育活動です。子どもたちは食の大切さや生産者の苦労、地域への愛着と責任感を、実体験を通して学び取っています。
今回、統合のシンボルとしてうまれた「ハレの日ごはんセット」は、そんな2つの小学校の伝統を掛け合わせたセットです。
北広島町立大朝小学校、わさの舞生産組合、大朝地域協議会、地域の有志が協力して、大朝を日本有数の「お米の里」として守りながら、子どもたちが誇れるふるさと大朝を築くことを目指して誕生した「大朝小紅白プロジェクト」。弥生時代からの「お米の里・大朝」の美味しさたっぷりの白い輝き「いのちの壱」と、宮島・大聖院へ奉納される神饌「新庄の赤米」の二つが出合い『ハレの日』を祝う紅白米になりました。
このセットは単なる食材の詰め合わせではなく、地域で受け継がれてきた知恵と子どもたちの伸びやかな力が凝縮され、世代と地域を結び、未来へと想いをつなぐ象徴でもあります。
この紅白米を通して、北広島町大朝の豊かな自然と歴史、人々の温かな絆の輪が、皆さまの食卓に広がることを願っています。
どうぞ、目出度い記念日や特別なひとときを、「ハレの日ごはんセット」で華やかにお祝いください。
【ごはんの炊き方】
白米と「赤米ごはんの素」を炊飯器で一緒に炊くだけ!
炊飯するときにお塩をひとつまみ加えるか、炊き終わったごはんにごま塩をかけてお召し上がりになると、なお一層美味しく頂けます。
【事業者】
わさ~る産直館
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