はじめはお客様から「生ハチミツはないのですか？」というお声でした。

調べてみると、加熱を全くしていない「非加熱」のハチミツを指す言葉ということ、ビタミンや酵素が熱で壊れない栄養的にも味的にも素晴らしいハチミツだという事が解りました。

通常ハチミツの瓶詰め工程には、45度ほどに温めて花粉や巣の欠片などを取り除くろ過作業があります。
しかし、熱をかけないとなるとろ過作業にとんでもなく時間がかかります。
初めてのときにはろ過に3日もかかってしまいました。

ですが実際に食べてみると、今までとは味も香りも全く違うハチミツを瓶詰めすることができました。
私はすっかり、非加熱ハチミツの虜（とりこ）になってしまいました。
お客様はきちんと説明すればわかってくれるかもしれない！
この美味しさは、それくらい特別なものだ！！

その年の中で最高に香りが良く食味のよいレンゲハチミツを選び出し、時間をかけてゆっくりこして瓶詰めをした自信作です。

非加熱ハチミツは全てが真っ白に結晶します。
スプーンで練るとペースト状になり、ピーナツバターのような食感です。
インド医学 のアーユルヴェーダでは生ハチミツにはデトックス（解毒）効果 があるといわれています。

◆石黒農園について

私たちは岡山県瀬戸内市でハチミツやトマト類や米の栽培を行っている農家です。養蜂を初めて40年くらいになります。
岡山県瀬戸内市内でとれたハチミツだけを使用しています。
特に、花を追いかけて移動する養蜂家ではなく、蜂のために極力移動するストレスを与えず、瀬戸内市内だけで蜂を飼っています。

山ではミカンが盛んに作られ、ミカンの花のいい香りがします。そよごの小さな花も咲き乱れます。
春の田んぼは、レンゲの花や、菜の花、クローバー、春の花々が競うように美しい姿を見せてくれます。
これらの花の蜜を、ミツバチがせっせと集めてきます。

瀬戸内の「本当に美味しいハチミツ」を楽しんでいただけたらと思います。

※画像はイメージです。
※天然の非加熱はちみつですので真っ白に結晶します。まれに黒い粒が入ることがありますが、花粉ですのでそのままお召し上がりいただいても問題ございません。
※一歳未満の乳児には与えないでください。