あさきさんは幻想的な世界を描く作家です。自閉症スペクトラム障がいのあさきさんは強い潔癖を持っており、ストレスから心をすり減らすような日々を送っています。あさきさんの作品には「切羽詰まったとき現実からはなれ、空想の世界でホッと一息つきたい」そんな想いが込められています。「絵を描いているとふしぎな生き物たちが案内役となって絵の中にある幻想世界の休憩所へと自分を連れて行ってくれて心を休めることができる」と語ってくれました。不思議な生き物がいざなう幻想世界は見る人にとっても、現実から少しはなれてホッと心が休まるような気持ちにさせてくれるのではないでしょうか。
[提供：社会福祉法人千寿福祉会　そうじゃ晴々（総社市南溝手）]