現代風の墨流し技法で絹に染め、その生地で作ったスカーフです。
昔ながらの大判の正方形です。細かい色が動いてる様子のオータムカラーです。

サテン織の上品さと滑らかさがあります。絹ですので一年中使えます。
絵画的に飾って頂いても綺麗だと思います。

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　ID：Senbidou

■墨流しとは
一説によると平安時代に生まれた、水面に墨を浮かべて模様を写し取る「墨流し絵」が発祥といわれています。
当工房では、この伝統技法を現代風にアレンジし、絹製品づくりに活かしています。

■製作方法
１．糊作り
気温や湿度に合わせて濃度を調整し、安定するまで約7〜10日。すべてのベースの基礎となる重要な作業です。

２．柄づくり・染め上げ
水槽で模様を描きます。
のりの粘度、湿度、気温、染料の粘度、水槽の深さによって全く違うものになります。

３．発色工程
高温高圧の蒸気で蒸し、絹に色を定着させます。

４．糊除去、洗浄
余分な糊や染料を、3人体制で3回手洗い。時間と手間のかかる作業です。

５．アイロンがけ
水分が抜け、色の明るさや絹の光沢が漸く現れます。
一番気になる瞬間です。

６．縫製
必要に応じて三つ巻の手縫い、ミシンによる縫製をします。

糊づくりから完成まで約1か月。その後、完成した日本絹の原反をスカーフ、帽子、ネクタイ、洋服、ブローチ等様々に加工します。


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