【シルクチーズケーキの特徴】
◆古代からつづく、チーズの歴史の先に
日本最古のチーズは、飛鳥時代に作られていた「蘇」という乳製品だと言われています。牛乳を煮詰めて作る、素朴ながら旨みのある味わいが親しまれていたそうです。今では、私たちの食卓に欠かせなくなったチーズ。中でもチーズケーキは、西欧から日本に伝わるなかで、ベイクド、スフレ、レアとさまざまな進化をとげてきた洋菓子です。そこからさらに一歩進んだチーズケーキを、蘇を生んだこの奈良の地で作ります。
◆深いのに軽い、最先端のチーズケーキ
コクのあるクリームチーズに、濃厚なサワークリーム。さらに生クリームときび糖。最先端のフレンチ料理のように、シンプルな材料を丁寧に重ね合わせることで、奥深くクリーミーながら爽やかな味わいに。卵白をふんだんに使った、軽やかでやわらかい口当たりをお楽しみください。
◆とっておきのデザートこそ、おかわりしたくなる余韻を。
一時の華やかな味わいだけでなく、コース料理の最後のデザートのような、満足感のあとの爽やかな余韻を残したい。そんな思いで、極上のなめらかな舌触りと軽やかな味わいにこだわりました。食べきりやすいサイズを2本のセットでお届けします。ひとつは友人との集まりに、残りは自分や家族用になど、お好みのタイミングで美味しく味わっていただけます。最初は半解凍で、次は全解凍で食べてみたり、解凍時間によって変化する食感と味わいをお楽しみください。
◆御菓子のための大和橘ジャムをセットに
日本固有の原種で、奈良時代から親しまれる最古の柑橘類、大和橘。「永遠に香る果実」とも呼ばれるほど豊かな香りが特徴の稀少な果実です。
清らかで凛とした香りの表皮と、きれいな苦みが特徴の果肉を丁寧に取り出し、さらにスパイスとしてカルダモンやコリアンダーを合わせ、爽やかさのなかに奥行きを感じるジャムに仕上げました。チーズケーキと合わせたときの酸味、苦みがマッチする奥深い味わいをぜひお試しください。
◆奈良御菓子製造所ocasi について
中川政七商店が奈良のまちづくりの一環として、2022年10月に奈良市内にオープンした菓子店。コンセプトは「水菓子、和菓子、洋菓子。三つのお菓子が重なりあう『奈良御菓子』」。お菓子のルーツである奈良の地でこそ愉しめる、ペアリングの妙を味わうメニューをご提供しています。