生もとは、江戸時代に確立された自然の微生物を巧みに利用して優秀な酵母を生育させる技術です。
生もとは「もとすり」または「山卸し」といって、冷却した蒸米と米麹と仕込水を極寒の深夜、数時間かけてすりつぶし、「打瀬」という低温で三日ほど寝かせ、その後に「暖気入れ」といって温度を少しずつ上げて、清酒酵母だけを純粋に培養させるという非常に手間をかける酒造りです。
熟練の知識を持つ杜氏が、その日の気温や発酵の進み具合等を経験をもとに調整、管理して良い酒が出来上がるのを見守ります。

「翁鶴」純米大吟醸
純米大吟醸には、亀岡市で農薬を使わず育てた山田錦40％精白のみを使っています。
フルーティで華やかな香りが特徴ですので、ワイングラスでもお楽しみいただけます。
少し濃厚に仕上げてあるので旨味も強く、酒単体で飲んでもよし、色々なジャンルの料理にもとても良く合います。
カラスミなどの珍味はもちろん、ステーキなど肉料理にもとても合います。じっくりとお付き合いいただきたい、純米大吟醸です。

【原材料名】
国産酒米、国産麹

【保存方法】
常温

【製造者】
大石酒造株式会社
京都府亀岡市稗田野町佐伯垣内亦13