補機室側面の点検扉は、鎧戸と板状のものを付け替え式にしてあります。凸形車体としてはもっとも一般的な形態を立体化しました。

【EF13 前期型】
戦時中に製造された車両に良く見られる台型の端梁を持ったタイプで、補機室の上部に点検用の蓋が取り付けられています。この蓋の有無については、電動機の歩留まりに合わせて、頻繁に調整の必要な個体には点検蓋が取り付けられたと推測されています。
また、端梁側面のスノコ状の部分は、補重用のコンクリートを充填した部分で、コンクリートの肉ヤセにより個体ごとに凹み具合が異なっています。
1948年より第一次改装が施され、パンタグラフを機関車用のPS14形に交換、デッキの増設、ブレーキ用空気溜の追加など、本線用機関車としての強化が行われています。


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