返礼品について
掛川産「世界農業遺産」に認定された茶葉を粉砕スティックにしました。
一番茶のみで仕上げています。粉末にすることでカテキンやクロロフィルといった栄養成分を無駄なく摂ることがでます。
掛川市東山地区では世界農業遺産となった希少な茶草場農法が行われています。
草刈場の確保、作業の手間などが大変な作業ですが、お茶の味や香りをよくするため、品質の良いお茶作り技術として行われています。
茶園の敷き草を施すことは、地温の調整や土壌水分の保持、雑草の抑制、土壌や肥料の流失防止、有機物の供給などの効果があります。
【世界農業遺産とは】
世界農業遺産とは、正式名称を「世界重要農業遺産システム(GIAHS)」といい、グローバル化、環境悪化、人口増加の影響により衰退の途にある伝統的農業や文化、土地景観の保全と持続的な利用を図ることを目的に2002年(平成14年)に創設されたプログラムです。
食料の安定確保を目指す国際組織である国際連合食糧農業機関(FAO)が、世界的に重要な農業や土地利用のみならず、生態系や土地景観、習慣、伝統文化など農業に関連する文化的な要素も含め、次世代に継承することを目的としています。
2013年5月末時点において、「世界農業遺産」の認定数は、11カ国25箇所です。
日本では、新潟県の佐渡地域、石川県の能登地域、熊本県の阿蘇地域、大分県の国東半島宇佐地域、静岡県では当推進協議会構成市町村の区域が認定されています。
【茶草場農法とは】
茶草場とは、茶園に有機物として投入するササやススキなどの草を刈り取るための半自然草地のことです。茶園への草の積極的な利用のため、茶園周辺には茶草場が点在しています。
静岡では当たり前の風景ですが、他ではほとんど見られない静岡県の特徴的な風景です。そこには希少種を含む多くの草地性の植物を身近に見ることができます。
茶草場から刈り取ったススキなどの草を茶園に敷く伝統的な茶草場農法の技術は、より高品質なお茶を生産しようとする農家の方々の努力により今日まで継承されています。
良質なお茶を生産する悩みが、結果的に生き物を守ってきたのです。このように農業と生物多様性が同じ方向を向いて両立していることが世界から評価され、世界農業遺産に認定されました。
■お礼品の内容について
・「掛川深蒸し煎茶」粉砕スティック[(1g×20P)×5箱]
原産地:静岡県掛川市
賞味期限:製造日から1年間(未開封)
配送種別:通常
■原材料:お礼品に記載
※アレルギー物質などの表示につきましては、サポートセンターまでご連絡ください。
■配送不可地域
離島・沖縄県にはお届けできません。
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