富士山伏流水と酒米の王様山田錦を35％まで磨いた大吟醸酒です。高砂190年の歴史の中で受け継がれた、当蔵最高峰の逸品。山田錦の特徴であるお米の旨みと、爽やかな香りをお楽しみ下さい。

◆「高砂 大吟醸」
低温でゆったりとした発酵法で、一年一年試行錯誤を繰り返し、代々の杜氏が造り上げた逸品です。 百年の歳月をかけ自然の濾過を施された富士山伏流水を使って仕込んだ酒は、淡い琥珀色、爽やかなリンゴの様なフルーティーな香り、口に含むと滑らかな舌ざわり、軽快な飲み口の大吟醸酒です。辛口の味わいの中に、米の旨味を感じ、また一杯と杯がすすむお酒です。

◆造りのこだわり
創業から一度も枯れることなく流れ出る富士山伏流水は高砂の酒造りには欠かすことの できない良質な水です。口当たりが優しく米の旨味が活かされた酒ができるのはこの水があってこそです。しかしこの水を使った酒造りは、技術的に非常に難しく、手間のかかる作業が必要になります。 能登杜氏より伝承されてきた技法で、なめらかで味わい深い、米の旨味を最大限に 活かした美酒造りに励んでおります。

◆富士山の恵みを醸す蔵〈富士高砂酒造〉
富士高砂酒造は、全国に1300ある浅間大社の総本山「富士山本宮浅間大社」のすぐ西側にございます。山中正吉翁がこの地に酒蔵を構えたのは、 1830年（天保元年）。以来、ひと時も休むことなく、100年かけて自然の濾過を施された富士山伏流水と、能登杜氏の伝承技術で日本酒を醸しております。