返礼品について
また、例年5月の大垣祭りに八幡神社前で奉納する「鯰ヤマ」のからくり芸を表現すべく、この玩具も翁人形の瓢箪と鯰が動く仕掛けとなっており、桶後方の紐を引くと、老人が持つ瓢箪が上下し大鯰が回転します。
一つ一つ手作りですので、顔の表情・着物の柄・からくりの動き等に個性があります。
手作りの良さをお楽しみいただきたいと思います。
大垣まつりは、370年余の伝統を誇り、13両のヤマが城下町を巡行し、華麗な祭絵巻を繰り広げます。
藩主からいただいた三両?と10か町の?がのこっており、さらに東のからくり芸と西のおどりというそれぞれの地方のお祭りの文化の特徴をもつことから、平成27年(2015)に国重要無形民俗文化財に指定されました。
そして、平成28年12月1日に「山・鉾・屋台行事」の1つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました。
13両のうちの一つ、鯰ヤマは、万治元年(1658)に名を「鯰ヤマ」と改めて以降、長い歴史を一貫して鯰押えで通し、今もその姿をとどめています。
ヤマ全体が名匠によって造られたと伝えられ、屋根は透かしの八角籠目細工による竹網張り、前後には雲に日・月を彫刻し、屋根の六本の柱は最も軽く作られ、前後左右に揺れる仕組みになっています。
からくり芸は「ろくろ」を使い、笛・鐘・太鼓の賑やかなお囃子に合わせ、水上で踊り狂う大鯰を、翁が金色の瓢箪を振りかざし全身を振るわせながら押さえようとする動作が何とも面白く、見る人を楽しませてくれます。
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