返礼品について
日本有数の葡萄の産地「山梨市牧丘町」、その中でも中牧地区は日本一の巨峰の丘として知られています。
現在は巨峰だけでなく、シャインマスカット、シャインマスカットファミリー等の良質な葡萄を生み出す注目の産地です。
その理由は、フルーツ王国山梨の中でも扇状地のこの地区は「日当たりの良さ」「水はけの良さ」そして「地盤の安定性」にあります。特有の地形を誇り、標高550m~約1,000mに位置する中牧地区はまさに『天空の丘』です。
当ぶどう園は、天空の丘でも750m~約1,000mの雲海を見下ろす高原地に広がっており、この自然の恩恵を存分に受けております。
牧丘天空の丘で栽培されるマイハート は、赤色でハート形の大粒が最大の特徴で、皮が薄くパリッと食べやすいのも大きなポイントです。まだ生産量が少なく、市場流通は限られており、人気急上昇中の品種です。
是非、妥協なき栽培による、濃厚で酸味と糖度のバランスが取れた1粒をお試しください。新鮮な朝もぎぶどうを 午後には発送いたします。
≪牧丘天空の丘ブランドの美味しい理由≫
●その1 長い日照時間を最大限享受できる南向き斜面「日当たりの良さ」
フルーツ王国山梨の代名詞でもある【日照時間の長さ】
太陽の恵みはフルーツの品質を大きく左右する超重要項目であり、南斜面による日当たりの良さも高糖度を生み出す大きな要因となります。なぜなら、フルーツは糖分を生成するために光合成を行う必要があり、その光合成は日照時間(日当たりの良さ)に左右され、糖の生成・保有に大きな影響をます。
ゆえに、日照時間の長い地域で収穫される作物は高糖度になり、葡萄においても糖度20度超えの実現可能となります。
●その2 昼夜の寒暖差とミネラル成分の高い水「地盤の安定性」
雲海を見下ろす標高約1000mの高原地に広がる扇状地の地形では、入り口が狭く奥に行くほど広がり地盤の安定性が保たれます。扇状地の周りの山々に降り注いだ雨は長い時間をかけ、天然のろ過装置である森林に磨かれ純度の高い水が地下水にもたらされます。これにより、ミネラル成分の高い水を根から吸収し、雑味がなく純度の高いフルーツの味わいにとなります。
また、周りに障害物(樹木、山がない)がなく日照時間が長くなり、日が沈むと気温が一挙にさがります。この、南斜面による日夜の寒暖差が「色づき」、「高糖度」を実現します。夜は光合成ではなく呼吸が優位となり、呼吸活動では日中貯め込んだ糖を消費しながら行います。夜の気温が高ければ呼吸も活発に行われますが、気温が低ければ呼吸活動も抑えられます。
つまり、夜温が低ければ低いほど糖を消費する呼吸活動が抑えられ、日中の光合成により貯め込んだ糖の消費が少なく高糖度が実現するのです。
日中と夜間では10度以上の温度差があり、着色の良い、高糖度の葡萄を作る上ではこの上ない条件です。
●その3 自然要塞である山斜面地特有の「水はけの良さ」
扇状地による入り口が狭く奥に行くほど広がる南斜面の地形。これにより山々に囲まれる山梨でも、奥に行くほど日当たりが良くなり、傾斜になるため、水はけも良くなり適度にしまった実となります。水分は吸収しすぎると糖度が薄まり大味となり、病害に弱くなるリスクが高まってしまい、パツンパツンに張った瑞々しい葡萄に成長できなくなってしまいます。
元々、牧丘地域は山の斜面を開拓しているため、適度な南傾斜であり、適量の水分を含むことが出来るバランスの良い安定した地盤となっています。無駄に水を浸される事もなく、絶妙なバランスで生育が出来る自然の要塞とも言える最高の環境が牧丘地区には整っているのです。
●その4 多種多様な微生物土壌による栄養豊富な大地
肥沃な土地とは、作物を生産するために必要な水・酸素と養分を供給する力が高い土壌を持つ土地のことです。
その点、牧丘地域では元々山々だった斜面を開拓して切り開いた場所なので、豊富な微生物が活発に生息し、色々なものを有機物に分解してくれ、肥沃な土地を作っています。つまり、微生物が豊富であれば病原菌も繁殖しにくくなり、農薬に頼る事もなくなってきます。
まさに「良い土には良い根が張り、良い根には良い樹が育ち、良い樹には良い枝が育ち、良い枝には良い実が実る。」まさに天空の丘ブランドの原点です。
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