オーストラリア原産の常緑低木「グレビレア フォレストランブラー」は、シルバーグリーンの細やかな葉と、春から秋にかけて咲く鮮やかなピンクの花が魅力の品種です。
枝は横に広がる性質があり、グランドカバーやナチュラルガーデンのアクセントとしても最適。

グレビレアは乾燥に強く、排水性のよい土壌を好みます。
特にフォレストランブラーは成長が早く、日当たりの良い場所に植えると花付きも良く、四季を通じて美しい姿を保ちます。
日本の温暖な地域では庭植えでも楽しめ、鉢植えで育てればベランダやテラスでも華やかな景観を演出できます。

《栽培のポイント》
日当たりが重要・・・花付きや葉の美しさを引き出すために、できるだけ日当たりの良い場所で育てましょう。
水はけの良い土を使用・・・過湿に弱いため、鉢植えの場合は赤玉土や軽石を混ぜた排水性の高い用土が最適。庭植えの場合も、水はけの悪い場所は避けてください。
肥料は低リンで・・・オーストラリア原産植物はリン酸に敏感。リン酸分の少ない緩効性肥料を春から秋に少量与えると健全に育ちます。
剪定で株姿を整える・・・花後に枝先を軽く切り戻すと、株がこんもりと茂り、翌年の開花も良くなります。
耐寒性・・・比較的寒さに強いですが、霜や凍結が厳しい地域では鉢植えにして冬季は軒下や室内で保護すると安心です。

グレビレア フォレストランブラーは、乾燥や日照条件に強く、手入れも比較的容易。
お庭やベランダにオーストラリアの風を感じさせる、育てがいのある一株です。

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