返礼品について
如意輪観音は人々の救済のために変化する六観音の一尊。手にした如意宝珠で思うままに願いを叶え、宝輪で煩悩を打ちくだき仏教の教えを広め、六道の衆生を苦しみから解放し、智慧と福を与える仏です。
本像は、寺伝では「如意輪観音」として伝わりますが、左手が後補であるために尊名を特定できず、「木造菩薩半跏像」として国宝指定されています。
・イスム こだわりの造型
モデルは平安時代前期に造られた京都・宝菩提院願徳寺の本尊、「木造菩薩半跏像」。
厳しく遠くを見据える顔つきと、流れるような動きの強い衣文が特徴です。
背面で天衣と条帛(じょうはく)が交差する造型は類例が少なく珍しいもので、頭部や腰の飾りや髻(もとどり)のデザインなど、細部にわたって技巧が凝らされています。
唐風と称される、どこかエキゾチックな雰囲気を漂わせる美仏です。
イスムでは凛々しい眼差しと実物に迫る量感を表現するため、六カ月をかけて原型を制作しました。
透明感さえ感じさせる木肌を丁寧な彩色で再現、グラデーションによって陰影を強調させて仕上げています。
四天王が配された蓮華座には金箔を23 枚も貼り込んだうえに古色仕上げを施し、像の印象を左右する渋い輝きをまとわせました。
【注意事項】
※取扱いには十分ご注意ください
片手で像の脚を掴み、 もう片方の手で発泡スチロールをおさえ、像全体を真上に引き出してください。
仏像の手や側面など細かい部分を持つと破損するおそれがあります。
また、取り出す際に細かい箇所が梱包材に触れないようご注意ください。
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