【歌う漁師の佐々木 友彦さん】
“ケッツラゲー”とは赤皿貝の事。ホタテに似た赤皿貝の生産にも携わる佐々木さんは、TV番組の“青空レストラン”にもかつて、出演を果たしております。
また、震災後には“のど自慢”の番組内で、人気アイドルグループのメンバーと牡蠣作業の共演をするなど、町内でも広く知られた存在です。

震災後、高齢化などの理由で漁業者が減る中で、佐々木さんは山田町の漁業を担う一人として、養殖業に尽力しております。
その傍らバンドマンとして、CD制作やライブの活動にも励んでおり、別名“歌う漁師”として、町内ではひときわ注目を集める存在でもあります。


【佐々木さんのムール貝】（三陸沿岸の呼び名はしゅうり貝）
穏やかな山田湾で育ったムール貝は、ホタテや牡蠣と並んで山田を代表する海産物です。
佐々木さんは穏やかな山田湾内に21基の養殖棚を所持しており、そのほとんどがムール貝の養殖を行っています。

栄養価も豊富な山田湾で育ったムール貝は、種付けから2～3年経過して成長した物を水揚げしております。

湾内の養殖棚で水揚げされたムール貝は、貝の回りに海藻や様々な生き物が付着している為、綺麗にしなければなりません。
沖から岸壁に戻ると高圧洗浄機を通し、海藻など付着生物を除去します。

最後にもう一度、機械でも除去仕切れなかったフジツボやカサネカンザシや海藻などの付着生物を、専用のナタやナイフを使って叩き落し、手間を掛けて一つ一つ、綺麗に仕上げて行きます。

愛船「振興丸」と共に山田の漁業へ貢献する佐々木さんのムール貝は、食材への愛情が沢山詰め込まれた一品です！


【ムール貝の食べ方について】
身が大きいのは夏～秋で、特に9月～11月が旬になっています。
蒸してお召し上がりいただくか、料理のアレンジ次第ではパスタやブイヤベースなど、多彩なお料理にお使いいただけます。

冬～春は身が小さくなる為、出汁用としてお使いいただく事を、おすすめいたします。
概ね1月～4月にお申し込みいただく際は、予めご了承の上、お申し込みください！

ムール貝は鮮度を保つため、殻付きで足糸が付いた状態でお届けします。
足糸は下処理の時に抜いていただくか、加熱後に抜いてからお召し上がりください。足糸はとても固い繊維質の為、決して食べないでください！

【配送について】
賞味期限の都合上、配送に3日以上かかる沖縄やその他離島などの地域にはお届けできません。
また、長期不在などにより返品になった商品の再発送はできませんので、予めご理解いただきますようお願いいたします。

■申込期日：通年
■事業者：振興丸