返礼品について
栽培期間中は農薬と肥料を一切使わず、立山の豊かな水と大地、そして手間暇かけた仕事によって育んだお米です。
自然と人が力を合わせて作るお米には、素朴な味わいがございます。体にやさしく美味しいお米をぜひご賞味ください。?
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【こだわり 1】「自然栽培」のお米
白雪農園では、農薬だけでなく肥料・堆肥も使わない「自然栽培」でお米を育てています。
「自然栽培」では、田んぼの除草を行ったり、養分を吸収しやすい適正な状態に土壌を管理するなど、慣行農法には無い手間ひまがかかります。
しかしながら、人と自然の力でゆっくり育てたお米には、豊かな味わいが生まれます。
また自然栽培では肥料を使わないために、有機農法と比べても収穫量は限られます。
そのため、なかなか世の中には出回らない貴重なお米でもあります。
※白雪農園では、「奇跡のリンゴ」の木村秋則氏が提唱する農薬・肥料を一切使わない「自然栽培」を行っています。
また、自然栽培の米づくりで著名な山形県酒田市の荒生秀紀博士に直接指導を仰ぎ、江戸時代の農法にならって「中耕除草」(稲の定植後に田んぼの土壌を撹拌しながら除草すること)を行い、田んぼの栄養供給力を高め地力によって稲を育てる工夫を行っています。?
?●自然栽培とは
「自然栽培」とは自然の力をいかんなく引きだす永続的かつ体系的な農業方式の呼称です。
肥料・農薬には頼らず植物と土の本来持つ力を引き出す農業です。自然栽培は、一切の肥料・農薬を使用しません。
当農園では「自然栽培」の理念に基づき、栽培期間中において農薬・肥料(化学・有機含む)を使わず、人手をかけて中耕除草(植え付け後に除草しながら水田土壌を撹拌)を行うことで稲が育ちやすい土壌環境を整え、お米を育てています。?
?【こだわり 2】「陶農の土」と「立山の水」
白雪農園の田んぼは、伝統工芸・越中瀬戸焼が盛んな「陶農の里」新瀬戸にあります。?陶器づくりに使われる良質な粘土質の土壌と、立山連峰から運ばれる清浄な水という恵まれた自然環境の中で、お米は育まれています。
【こだわり 3】ちょっとした手土産に?
立山の雪とお米をイメージしたシンプルで上品なパッケージに梱包してお届けします。?ちょっとした手土産としても喜ばれます。
??<ご注意>?「自然栽培」のお米では、殺虫剤などの農薬を使用しないため、カメムシなどの食害による斑点米がまれに混じることがございます。?食味などには影響しませんが、あらかじめご了承いただけましたら幸いです。
「白雪農園」とは?
立山連峰の麓に広がる田園農村で、家族5人(三人娘)とポニー親子(2頭)で営む小さな農園です。?なお、白雪農園は、農村の新たな生業と可能性を開拓する「百姓」として、有機農業(お米・野菜・ぶどう・芋など)を中心としながらも、農家民泊(白雪ゲストハウス)、農産品加工(餅・味噌・醤油)、ポニー牧場(白雪牧場)、養蜂、空き家再生など様々な生業を営んでいます。
?また、地域の様々な仲間たちと共に、「これからの農村を作る」ため日々奮闘しております(詳細は下記)。?インスタグラムの「立山百姓日記」に日々の様子を綴っております。ご興味のある方はご覧頂けましたら幸いです。
?~「これからの田園農村」をつくる ~
?「白雪農園」は、農業の土台となる農村の未来を創る活動に取り組んでいます。?有機農業・自然栽培の促進、耕作放棄地・空き家再生、若手農家育成、地域の構想づくり、お米の需要拡大、田園文化の涵養など様々なテーマの下、地域の仲間たちと連携しながら、立山を舞台にユニークな活動を展開中です。?「立山の農村再生」を胸に日々奮闘しています。
?全国の皆様からも温かい応援をいただけましたら幸いです。
【取り組み 1】自然栽培の産地を立山に ?「立山農学校」
立山に自然栽培の産地をつくる構想の下、地域に自然栽培の栽培技術を普及させるため、2023年より自然栽培の実践学習プログラム「立山農学校」を開講。山形県酒田市の篤農家である荒生秀紀氏(農学博士)を講師に迎えて、地域の自然栽培実践希望者を集めて、講義だけでなく、「実験田」での栽培を通した実践を通して、技術普及活動を行っています。
また、除草が自然栽培において最も大きな作業となりますが、北陸クボタ立山営業所と協力して、退役田植機を改造した安価な乗用除草機の開発を進めています。???
【取り組み 2】誰もが農業を実践できる場づくり? 市民農園「Commons Tateyama」(コモンズ立山)
富山地方鉄道・沢中山駅横に広がる耕作放棄地を再生して、市民農園「Commons Tateyama」を2023年より開設しております。電車のプラットフォーム横にある「日本一駅近な農園」には、農家でないものの、農業をやってみたい人たちが区画を借りて、野菜づくりに励んでいます。
【取り組み 3】新たな農業の担い手を育てる?「農家を育てる農家」
?農業者の高齢化や若者の転出によって地域では離農が進んでおり、後継者確保が喫緊の課題です。?こうした状況の中、白雪農園では「農家を育てる農家」として、新規就農者づくりに力を入れています。?就農を希望する若者に対して、農園が持っている農地・機械・ノウハウを提供・共同利用することで、大きな初期投資無しで就農できる仕組みを実現しています。?こうした取り組みによって、「あさやけ農場」さん(2021年~)、「くんくんファーム」さん(2022年~)、「Mr.玄米」さん(2023年?)が新たに就農し、地域の新たな担い手として活躍しています。??さらには、「未来の農家」をつくる長期的な展望の下、地域の保育園・小学校に通う子供達を招いて農業に触れる機会をつくり、農業への関心を高める取り組みを行っています。??
【取り組み 4】耕作放棄地を再生する~「立山養蜂園」「白雪牧場」
?白雪農園のある地域では、獣害の発生や、後継者難のため、耕作放棄地が広がっています。?お米づくりを中心とした従来のやり方での農地活用は難しいものの、養蜂の蜜源づくり(立山養蜂園)・馬の放牧(白雪牧場)といった新たな活用法を探ることで、地域の耕作放棄地を再生しています。?なお、白雪農園の取り組みは、令和3年度より開始された農林水産省「最適土地利用対策」による初めての適用事業となっています。?白雪農園での実験は、全国的な課題である耕作放棄地の再生モデルケースとして注目を集めています。??
【取り組み 5】空き家を移住者によって再生する:「白雪ハウス」
?白雪農園では地域にある空き家を再生して、移住者の住まいとして提供する事業を行っています。?白雪農園が再生を手がけた5軒の空き家には、農家・建具職人・観光プロフェッショナル・外国人グラフィックデザイナーなど多様多彩な人材が居を構えており、農村に新たな可能性をもたらしています。
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