返礼品について
真壁型(まかびがた)
名工といわれた<真壁>の作といわれています。
棹は細目です。天は中弦から曲がり、糸蔵が短くなっています。
三線の型のなかで、もっとも優美といわれ、真壁作の名器は「開鐘(けーじょー)」と呼ばれます。
◆豊かさのシンボルとして
昔の沖縄において高価な蛇皮張りの三線を持っていることは、その家庭が裕福だということの象徴でもありました。門扉がなく、風通しのため雨戸をあけておくことも多かった琉球家屋。屋敷の床の間に三線を飾ることは、外を歩く人や招き入れたお客に自らのステータスを示すことを意味していました。古い文献には「米30俵と交換」「馬1頭と交換」「田畑と交換」など、沖縄の人々の三線への強い愛着を感じさせられる記述も多く残されています。
◆工芸品としての魅力
三線の魅力を語る時、美術工芸品としての価値も忘れてはいけない大切な要素の一つです。
熱心な三線愛好家の中には、三線のその美しい形状に対してまるで女性を愛でるように「ちゅらかーぎー(美人)」と形容する人も少なくありません。三線を漆塗りの箱に納め「飾り三線」と称し、たとえ弾けなくても持っていることに意味があったとされている時代もありました。また、床の間に三線2挺を飾る「夫婦三線(ミートゥサンシン)」を持つ事は縁起が良いとされています。
~職人さん~
屋良 常雄
野村流古典音楽・屋良流沖縄民謡吉栄会三代目家元。
吉栄会二代目会主の西銘春雄と琉球音楽界の巨匠・普久原朝喜に唄三線を、普久原京子に舞踊を師事(3名はいずれも吉栄会初代会主・又吉嘉昭 野村流大家の高弟)。
巨匠達から受け継いだ技術と心の継承に力を注ぎながら、県内外で演奏活動を行ういっぽうで、小学生時代から三線を作っており、すばらしい三線屋職人としての顔も持つ。また、屋良さんが作成する三線は独特な発想から見るだけでも面白い作品が多いです。まさに三線界の二刀流!!
屋良三線では、自分だけのウッド三線を作れる体験もあり、自分で三線を作った後に、その作った三線を使って行う三線体験教室もございます。
<工程>1、棹(三線の型を決める) 2、裁断・ヤスリがけ 3、仕上げヤスリ・塗り
4、皮を胴の形にする 5、胴に皮を張り上げる 6、各部品を組み立て調整し、仕上げる
<三線の型について>
型と言われても..と思っている方のために、簡単ではありますが、型について!
三線は棹、胴、カラクイ(糸巻き)から成り立っており、棹の形状によって型が決まっています。 代表的な7つの型!!その7つの型の由来は、琉球王国時代の三線作りの名工達の名前がつけられているとのこと。
~代表的な7つの型~
◆南風原(フェーバル)型
特徴:最も古い型と言われており、棹は細めで小ぶりなのが特徴です。
◆知念大工(チニンデーク)型
特徴:天と鳩胸にかすかに稜線があります。
◆久場春殿(クバシュンドゥン)型
特徴:三線の中では最も大型です。面に近づくにつれてだんだん太くなります。胴内部の心の付け根には段が施されています。
◆久葉の骨(クバヌフニー)型
特徴:棹は最も細く、面に近づくにつれだんだん太くなります。7型の中で最も小ぶりです。
◆真壁(マカビ)型
特徴:最も普及している型で、棹は細目です。天は中弦から曲がり、糸蔵が短くなっています。
三線の型のなかで、もっとも優美といわれています。
◆平仲知念(ヒラナカチニン)型
特徴:天の湾曲が大きく、中央と鳩胸の稜線が特徴的です。
◆与那城(ユナグシク)型
特徴:棹は厚みがあり、糸蔵は長めで鳩胸も大ぶりな作りです。通称ユナーと呼ばれています。
棹の太さや糸蔵の長さ、天や鳩胸の形などを見比べてその違いを見つけてみるのも面白いかもしれません!!
※天然の材料を使って製作しておりますので模様は一つ一つ異なります。予めご了承くださいませ。
※画像に写っているケースはイメージになります。デザインが変更になる場合がありますので予めご了承くださいませ
名工といわれた<真壁>の作といわれています。
棹は細目です。天は中弦から曲がり、糸蔵が短くなっています。
三線の型のなかで、もっとも優美といわれ、真壁作の名器は「開鐘(けーじょー)」と呼ばれます。
◆豊かさのシンボルとして
昔の沖縄において高価な蛇皮張りの三線を持っていることは、その家庭が裕福だということの象徴でもありました。門扉がなく、風通しのため雨戸をあけておくことも多かった琉球家屋。屋敷の床の間に三線を飾ることは、外を歩く人や招き入れたお客に自らのステータスを示すことを意味していました。古い文献には「米30俵と交換」「馬1頭と交換」「田畑と交換」など、沖縄の人々の三線への強い愛着を感じさせられる記述も多く残されています。
◆工芸品としての魅力
三線の魅力を語る時、美術工芸品としての価値も忘れてはいけない大切な要素の一つです。
熱心な三線愛好家の中には、三線のその美しい形状に対してまるで女性を愛でるように「ちゅらかーぎー(美人)」と形容する人も少なくありません。三線を漆塗りの箱に納め「飾り三線」と称し、たとえ弾けなくても持っていることに意味があったとされている時代もありました。また、床の間に三線2挺を飾る「夫婦三線(ミートゥサンシン)」を持つ事は縁起が良いとされています。
~職人さん~
屋良 常雄
野村流古典音楽・屋良流沖縄民謡吉栄会三代目家元。
吉栄会二代目会主の西銘春雄と琉球音楽界の巨匠・普久原朝喜に唄三線を、普久原京子に舞踊を師事(3名はいずれも吉栄会初代会主・又吉嘉昭 野村流大家の高弟)。
巨匠達から受け継いだ技術と心の継承に力を注ぎながら、県内外で演奏活動を行ういっぽうで、小学生時代から三線を作っており、すばらしい三線屋職人としての顔も持つ。また、屋良さんが作成する三線は独特な発想から見るだけでも面白い作品が多いです。まさに三線界の二刀流!!
屋良三線では、自分だけのウッド三線を作れる体験もあり、自分で三線を作った後に、その作った三線を使って行う三線体験教室もございます。
<工程>1、棹(三線の型を決める) 2、裁断・ヤスリがけ 3、仕上げヤスリ・塗り
4、皮を胴の形にする 5、胴に皮を張り上げる 6、各部品を組み立て調整し、仕上げる
<三線の型について>
型と言われても..と思っている方のために、簡単ではありますが、型について!
三線は棹、胴、カラクイ(糸巻き)から成り立っており、棹の形状によって型が決まっています。 代表的な7つの型!!その7つの型の由来は、琉球王国時代の三線作りの名工達の名前がつけられているとのこと。
~代表的な7つの型~
◆南風原(フェーバル)型
特徴:最も古い型と言われており、棹は細めで小ぶりなのが特徴です。
◆知念大工(チニンデーク)型
特徴:天と鳩胸にかすかに稜線があります。
◆久場春殿(クバシュンドゥン)型
特徴:三線の中では最も大型です。面に近づくにつれてだんだん太くなります。胴内部の心の付け根には段が施されています。
◆久葉の骨(クバヌフニー)型
特徴:棹は最も細く、面に近づくにつれだんだん太くなります。7型の中で最も小ぶりです。
◆真壁(マカビ)型
特徴:最も普及している型で、棹は細目です。天は中弦から曲がり、糸蔵が短くなっています。
三線の型のなかで、もっとも優美といわれています。
◆平仲知念(ヒラナカチニン)型
特徴:天の湾曲が大きく、中央と鳩胸の稜線が特徴的です。
◆与那城(ユナグシク)型
特徴:棹は厚みがあり、糸蔵は長めで鳩胸も大ぶりな作りです。通称ユナーと呼ばれています。
棹の太さや糸蔵の長さ、天や鳩胸の形などを見比べてその違いを見つけてみるのも面白いかもしれません!!
※天然の材料を使って製作しておりますので模様は一つ一つ異なります。予めご了承くださいませ。
※画像に写っているケースはイメージになります。デザインが変更になる場合がありますので予めご了承くださいませ