熊本県山鹿市、やまがシルクを生産する工場の前に広がる田んぼ育ち。肥料として、やまがシルクを紡ぐカイコのフン、蚕糞（さんぷん）も活用した、おいしくて環境にもやさしいお米です。

私たち「NSP山鹿工場」では無菌環境、無化学薬品での養蚕により、安心・安全、かつ高品質な やまがシルクを生産しています。養蚕と米作り、一見関わりのなさそうな二つですが、これらはサステナブルな取り組みとして結びついています。

やまがシルクを紡ぐカイコは、農薬を使わず、天空桑園で育てられた桑の葉を加工した飼料を食べて育っています。そして、その過程で排出されるカイコのフンには消化しきれなかった桑の葉の成分が含まれているので、昔から漢方薬として活用されるほど栄養豊富。栄養豊富で肥料に活用できる窒素も含まれているフンを、そのまま捨てるのはもったいない！ということで工場の目の前に広がる田んぼにすき込んで米作りを始めることになりました。
こうして実った「やまがシルク米」。本来なら捨ててしまうカイコのフンを肥料にして米作りを行うことで、自然の恵みを無駄なく循環させることを目指しています。

2024年産（令和6年産）のやまがシルク米の品種は熊本生まれの「くまさんの輝き」。
うま味ともちもち感が特長で、炊き立てはもちろん冷めてからもおいしく、ツヤのあるお米です。ぜひご賞味ください。


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