返礼品について
《太田 和彦よりコメント》
蓬莱盃(ほうらいはい)
日本酒好きの私は長年、飲みやすく、酒を美味くする盃を求めてきました。 その結論は「陶器よりも磁器」。土ものの陶器は酒の味を曇らせますが、石の磁器は明快にきれいにします。形は「筒形のぐい飲みではなく、浅い平盃」。ぐい飲みは香りをこもらせ、飲むときにあおるので姿がわるく、しかも一気に入ってきます。浅い平盃は香りがひろがり、縁を唇に当て、すこし傾けるだけでスイと飲め、様子がきれいです。日本酒は唇でも味わうものです。長崎県波佐見の窯の協力を得て、大きさ、厚さ、口当たりなどに理想を実現させました。浅盃は手に持つ姿が美しく、深型はじっくり味を楽しめます。その盃に藍染付の絵をほどこし「蓬莱盃」と名づけました。蓬莱山=東海中にあって仙人が住み、不老不死の地とされる霊山。一杯の酒が、蓬莱の地に心を運ぶことを願っています。
太田 和彦(おおた かずひこ)プロフィール
アートディレクター/作家。1946年生まれ。資生堂宣伝部デザイナーを経て独立。もと東北芸術工科大学教授。居酒屋・旅などの著作、テレビ出演多数。
撮影:野町修平
【株式会社 中善】すべての返礼品はこちら!
蓬莱盃(ほうらいはい)
日本酒好きの私は長年、飲みやすく、酒を美味くする盃を求めてきました。 その結論は「陶器よりも磁器」。土ものの陶器は酒の味を曇らせますが、石の磁器は明快にきれいにします。形は「筒形のぐい飲みではなく、浅い平盃」。ぐい飲みは香りをこもらせ、飲むときにあおるので姿がわるく、しかも一気に入ってきます。浅い平盃は香りがひろがり、縁を唇に当て、すこし傾けるだけでスイと飲め、様子がきれいです。日本酒は唇でも味わうものです。長崎県波佐見の窯の協力を得て、大きさ、厚さ、口当たりなどに理想を実現させました。浅盃は手に持つ姿が美しく、深型はじっくり味を楽しめます。その盃に藍染付の絵をほどこし「蓬莱盃」と名づけました。蓬莱山=東海中にあって仙人が住み、不老不死の地とされる霊山。一杯の酒が、蓬莱の地に心を運ぶことを願っています。
太田 和彦(おおた かずひこ)プロフィール
アートディレクター/作家。1946年生まれ。資生堂宣伝部デザイナーを経て独立。もと東北芸術工科大学教授。居酒屋・旅などの著作、テレビ出演多数。
撮影:野町修平
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