＜甘さぎゅっと、幸せもぎゅ?っと。＞
「今村温州みかん」という名前、ご存じですか？
実はこのみかん、日本のみかんの系統の中ではずばぬけて美味しい貯蔵みかんなんです。
一言で美味しいと言いますが、口にすると糖度が高く味に厚みがありすごくコクがある美味しさです。
こんなに美味しい今村温州みかんですが、樹勢が非常に強く、花が咲いても実になりにくく実落ちがしやすいため、非常に栽培が難しいみかんでもあります。全国を見渡しても作りこなすことのできる人が非常に少なかったため、“まぼろしのうんしゅうみかん”と呼ばれています。

“Tatch”ではこのコクのある深い味わいの「今村温州みかん」に惚れ込んで長年研究を重ねました。
様々なデータを見ながら最適な台木を探し、よりおいしいみかんを育てる方法を模索し、その結果安定した今村温州みかんの生産ができるようになりました。
また、Tatchのみかん畑がある江北町の門前地区は、南と西向きに開け日当たり良好な土地が果樹栽培に適しており、古くからみかんの栽培が盛んです。
「今村温州みかんの里」としてより安定して、そしてより美味しいみかんを育てられるように、みかん農家で協力しながら今村温州みかんの栽培方法を研究し続けています。

そして、今村温州みかんのおいしさのヒミツは「熟成貯蔵」
甘味も酸味も濃厚な今村みかんを、収穫後2ヶ月貯蔵することで、酸味がまろやかになります。その結果、濃厚でコクがあり、甘さと酸味のバランスがとれたみかんになります。
幻の「今村温州みかん」、ぜひご賞味ください！

■生産者の声
私が4代目、息子が5代目となり、祖先から受け継いだ園地で、100年近く土壌と気候に合わせて温州みかん栽培を続けています。
「栄養はたくさん与える、でも甘やかしすぎない。」人を育てるのと同じ気持ちで、日々みかんに向き合っています。

「次の20年を担うみかんを育てる」
そんな思いから、日々の注意深い観察を重ね、良い樹を見極めて選抜をしていくことで、質の良いみかんを育てています。
たくさんの人に「今村温州みかん」を通じて笑顔をお届けできたらと思います。