伝統的な本割込み構造で、心材（鋼部分）を軟鉄でサンドイッチ。熟練した鍛冶職人の技術がなければ到底できない本割込み構造で両刃に仕上げていきます。両刃になっておりますので、左利きの方でも普通にご使用いただけます。
一丁一丁丹念に鍛え上げた日本の名品ともいえる黒打ち包丁の心材は、これまた鍛え上げられた安来青鋼、職人の技と温もりが感じられる本格和包丁です。
安来青鋼は、錆びにくく、高い硬度と粘りを兼ね備えた非常に優れた鋼材です。また、研げば何度でも鋭い切れ味がよみがえってきますので、是非長くご愛用ください。
小柳包丁は小型の刺身包丁で、通常刃渡りは１５０ｍｍまでです。時々１８０ｍｍのものを見かけますが、今回は２１０ｍｍを製作してみました。普通、柳刃包丁は刃渡り１８０mm以上、そして片刃になっています。しかし、家庭で使用するには大きすぎますし、片刃では用途が限られ、まっすぐ切るのも難しいため、両刃に仕上げた小柳包丁が多くのご家庭で使用されているのです。
両刃に仕上げると、右利き、左利きも関係なくなりますし、プロの料理人でなくともまっすぐ切ることができます。また、スライサーとして多目的に使える為、非常に便利です。今回ご用意した刃渡り２１０mmは、結構大き目のお魚でも下ろせますので、釣りの好きな方や、ご家庭でお魚を捌いて刺身を造るような方には非常に魅力的なサイズの包丁だと思います。本当にものすごく切れますので注意してご使用ください。
ご使用後は水分をよく拭き取っておいてください。（特に刃の部分）
乾燥機のご使用は避けて下さい。柄の部分の痩せや割れの原因になる事があります。また、小柳包丁は刃を薄く仕上げている為、硬い骨等を切るのには向きません。お気をつけてご使用ください。

※一丁一丁手造りのため、刃渡り寸法が多少表記と違う事があります。
※ハンドルの材質によりイメージ画像が異なる場合があります。


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