返礼品について
藍染技術から生まれた独自の染色技術「抜染」(ばっせん)を確立した「山陽染工」から、その技術を応用したスニーカーが登場しました!
福山市産にこだわり、福山市で製造された生地を使用しています。
【履き込むほどに風合いが増し、ジーンズのように経年変化を楽しめる】
山陽染工は福山市が世界に誇るインディゴ染の名門です。
同社が開発した「段落ち抜染」技術を用いたペイズリー柄のデニム生地を使い、
福山市に隣接する府中市のハンドメイドスニーカーブランド『スピングルムーヴ』と共同開発したスニーカーです。
・生地の上からプリントするのとは異なり、一度染めたデニムから色を抜いて模様を描いているため、柄が剥がれることがなく、繊細な柄を長く楽しむことができます。
・靴の製造は伝統的なバルカナイズ製法を採用しており、ソールが剥がれにくく、履き心地も抜群です。
【山陽染工について】
大正14年に創業し、生地の染めを専門とする企業。
創業以来、特許を取得した「抜染」という技術を誇ります。
これは、一度染めた生地から色を抜いて柄をつけるという『逆転の発想』ともいえる技術です。
当初は白く色を抜くだけでしたが、それを進化させ、抜き加減を変えることでより豊かな表現を可能にしたのが「段落ち抜染」と呼ばれる技術です。
この技術により、美しいグラデーションから複雑な柄まで自在に描けるようになりました。
「段落ち抜染」を量産できる技術を持つ企業は、世界的にもほとんど存在しません。
まさに、繊維の街・福山市が誇る技術のひとつです。
【職人による丁寧な作業】
段落ち抜染の機械は、抜染剤の濃度ごとに掘られた複数のロールが回転し、ロールから出る抜染剤が布が通過する際に付着して色を抜きます。
これにより濃淡がつくのです。経験を積んだスタッフがその様子を見守り、0.1mm単位の僅かなズレを見極めて修正する技術は、まさに職人技です!
抜染の工程を想像しながら、非常に細かい柄をズレなく作り出す高い技術を、ぜひ手に取ってご確認ください。
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