返礼品について
日本の伝統技術に魅せられスイスから来日し、厳しい修行を経て刀鍛冶となったジョハン・ロイトヴィラー(刀匠名:光綱)による、完全受注生産の短刀です。一振り一振り、手作業で丁寧に鍛錬・仕上げを行っています。
本作は、日本に古くから伝わる守り刀として製作されており、魔よけや厄除けの象徴として、出産祝い・新築祝い・節目の贈答などにも選ばれてきた伝統的な逸品です。
制作は、山城伝の作風から、寄附者のご希望に沿って進めてまいります。光綱刀匠がその技と感性を余すところなく注ぎ、伝統と想いをかたちにする、世界にひとつだけの日本刀をご提供します。光綱刀匠が丹精を込めて鍛え上げるこの日本刀は、守り刀としての価値はもちろん、代々受け継ぐにふさわしい「家宝」となる逸品です。
~製品説明~
■刃文:直刃(すぐは)
刃のふちに真っすぐな線を描くような、最も基本的で品格ある刃文です。無駄のない美しさと、刀としての実用性を兼ね備えており、静謐(せいひつ)で落ち着いた印象を与えます。古来より武士に好まれ、「誠実さ」や「正道を貫く心」、「揺るぎない意志」といった精神性が込められた刃文として、守り刀にもふさわしい様式です。
■作風:山城伝(やましろでん)
京都周辺に伝わる作風で、上品で洗練された雰囲気が特徴です。地鉄はきめ細かく、刃文は直刃など穏やかで落ち着いたものが多く、精神性や品格を重んじる方に好まれます。静かな中にも凛とした美しさがあります。
~刀匠紹介~ 【2025年度 現代刀職展(作刀の部)努力賞一席・ 新人賞 受賞 】
ジョハン・ロイトヴィラー(刀匠名:光綱)
17歳で日本刀に魅せられ、スイスから来日。厳しい修行を経て刀鍛冶となり、2025年度「現代刀職展(作刀の部)」にて外国籍の刀匠として初めて努力賞一席および新人賞を受賞。
テレビ、新聞、雑誌など数多くのメディアに取り上げられ注目を集める実力派刀匠です。日本語も流暢に話し、日本文化、日本刀文化に対して深い敬意と継承する責任感を持って日々鍛刀に向き合っています。
~寄附受付後の流れ~
1.ジョハン・ロイトヴィラー(刀匠名:光綱)から寄附者様へ電話でご連絡
※銘切(めいきり)について確認をいたします。
※銘切(めいきり)とは、日本刀の茎(なかご)に作者の銘を刻む作業のこと。
※電話にて刀剣の茎(なかご)に入れる文字を決めさせていただきます。
2.日本刀の登録手続きは光綱刀匠が行い、納品時に【登録証】と【所有者変更届出書】を寄附者様にお渡しします。
3.日本刀のお受け取り後、20日以内に【所有者変更届出書】をご記入の上、広島県教育委員会に郵送でご提出いただき、所有者変更の手続きをお願いいたします。
※納品まで状況により1年から最大2年程度かかります。納品時に刀の手入れ方法などについてご説明いたします。
※※ご寄附前にご確認ください※※
本返礼品は、光綱刀匠(ジョハン・ロイトヴィラー)が一振り一振り手作業で鍛錬・仕上げを行う完全受注製作品です。
美術刀剣としての登録手続き(銃砲刀剣類登録証の発行)も必要となるため、制作および登録の工程を含め、寄附受付からお届けまでに1年から最大で約2年程度お時間をいただく場合がございます。予めご了承ください。
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