大名茶人、松平春郷（不昧公）お好みのお菓子「山川」をはじめ、松江銘菓を詰め合わせました。
伝統が息づく銘菓の数々をぜひご堪能ください。

■詰め合わせ内容
【山川（やまかわ）】
不昧公の歌を引き歌に名付けられた名代のお菓子。
しっとりとした落雁で「赤」は紅葉、「白」は水（川）を表現したものと言われております。

【若草（わかくさ）】
不昧公のお好み菓子の一つ。柔らかい求肥に若草色のそぼろをまぶした松江の銘菓です。

【朝汐（あさしお）】
淡白で独特な小豆の皮むき餡とほのかなつくね芋の香りが自慢の銘菓です。
日本海の岩壁に打ち砕ける白波の姿に想いをたくし風流堂二代目、隆平が創製いたしました。

【路芝（みちしば）】
香ばしい白ごま入りの求肥と、ほんのり抹茶風味の餡を重ねてひとひねり。
素朴な風味のお菓子です。

【くろがねもち】
松江城のくろがねもちの木にちなみ名付けられました。
玄米粉とくるみに黒糖の味わいは素朴でなつかしいお味です。

■風流堂
風流堂は、江戸時代に新潟と松江間の回船業から始まりましたが、初代内藤竹次郎が明治23年に陸運の発達を受けてお菓子屋を開業しました。各地から職人を招き、様々な菓子の技法を習得しました。松江の名物「山川」は、二代目隆平が大正時代に復刻に挑戦し、約100年ぶりに再現しました。この技術は松江の他のお菓子屋にも広められ、茶の湯文化を有する松江のお客様に支持されました。風流堂はこれからもお客様に愛されるお菓子作りを続けます。

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