返礼品について
奈良の地で千年以上にわたり受け継がれてきた、特別な団扇です。
起源は春日大社の神官が手仕事で作った「禰宜うちわ」に遡ります。
時代を経て透かし彫りの技法が加わり、現在のように繊細で華やかな姿へと発展しました。
五色に色付けした和紙に透かし彫りを施した美しい団扇は、かつて6月の土用の入りには奈良奉行が幕府に献上するほど愛され、南都の特産として名声を博しました。
細やかな骨組みが生むしなやかな風と、光を透かして浮かび上がる模様は、扇ぐ楽しみだけでなく、眺めて楽しむ道具としても最適です。
壁や棚に飾れば、インテリアとして暮らしの中にそっと彩りを添えてくれます。
ひとつひとつ手作りのため、同じものは二つとありません。
日常の暮らしに、手に取る喜びと目で感じる美しさを届けてくれる伝統の道具です。
*手作りのため、サイズに多少の誤差があります。
*色によって模様が異なります。
【池田含香堂(いけだがんこうどう)】
創業170余年になる日本で唯一の奈良団扇専門店。
材料や道具を含め、団扇作り全13の工程を家内工業により手作りで仕上げる。
奈良団扇の歴史は古く、春日大社の神官によって1,300年前に日本で初めて作られた「禰宜うちわ」を基として考案された。
奈良団扇の特徴は、透し彫りによって作られる華やかで美しい見た目はもちろんのこと、骨組みが一般的な団扇の倍以上の骨数があるため、よくしなり良い風をおこす。
インテリアとして飾っていただくのはもちろんのこと、実際手に取って扇いでもらえれば他の団扇との違いがよく分かっていただける。
目で涼を感じてもらい、実際扇いで優しい風を体感していただきたい。
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