返礼品について
高級和装の胴裏に用いられるしっかりとした羽二重生地を手染め草木染めしたシルクストールです。福井の羽二重の特徴は「ぬれよこ」という製法にあります。「羽二重」とは細めの経糸(たていと)2本を撚らずに並べて織る製法で、「絹の良さは羽二重に始まり羽二重に終わる」と言われています。「ぬれよこ」とは緯糸(よこいと)を水で濡らして織っていく製法で、地合が引き締まることで、滑らか且つコシがあり艶やかな羽二重の風合いをさらに上質なものへと高めます。福井・勝山の羽二重の歴史は明治期に始まり、その品質の良さから欧米向けの輸出羽二重として重宝されました。昭和初期には東京の芸者さんが胴裏に用いたといい、現在でも高級和装の胴裏等に用いられています。またその丈夫さときめの細やかさからパラシュート用生地としても用いられました。当社の「ぬれよこ羽二重」は昔ながらのシャトル式力織機でゆっくりやさしく織り上げており、そんな羽二重を自社の職人が一枚一枚手染め草木染めでやさしい色合いに染め上げています。一枚一枚表情が違う、世界に一つのあなただけの羽二重ストールをお届けします。しっかりとした生地ですので、おしゃれ用途だけでなく、紫外線対策や防寒対策、乾燥時の保湿用としても効果的です。シルクはデリケートな素材ではありますが、やさしくお肌に馴染みますので日常使いにも是非お使いください。■注意事項/その他※手染めのためイメージ写真とは多少色柄が異なりますがご了承ください。※色あせ・色落ち・色移りにご注意ください。※クローゼットなど光の当たらない場所で保管してください。※お洗濯は手洗い推奨です。※画像はイメージです。■提供事業者株式会社東野東吉織物■関連キーワード染物 織物 伝統 ファッション 小物【地場産品に該当する理由】区域内で生産した生地を使用し、区域内の工場において完成品に至るまでの全ての工程を行うことにより、相応の付加価値が生じているもの