折りたたんだ紙を型紙の通りに切り抜き、そっと開くと手の中に美しい日本のかたちが舞い降ります。
これが「もんきりあそび」です。
江戸時代に「家紋」を描く職人の技術指南書や寺子屋の教科書に紹介されていました。
昭和の初め頃まで、図工の教科書にも載っていましたが、長い間忘れられていました。
「もんきり」でつくるかたちは「家紋」ですが、この小さな形の中には、自然をよく観察し、季節の移ろいを大切にした日本人の心や暮らしぶり、美意識がぎゅっと込められています。
「紋切り型mini 紙あそび歳時記」シリーズは1冊が手軽なボリュームでこれから初めて見たい方にもおすすめです。
書籍により、カード台紙カード台紙やポチ袋が付属し、作ったものを使って活用する楽しさを味わえます。
英文つきで海外へのお土産にもぴったり。

※画像はイメージです。