返礼品について
使用しているレールは、1950年6月に八幡製鉄所時代にアメリカ ペンシルバニア州のレール規格「PS (ペンシルバニア スタンダード)」で製造され、今では残存数も数少ない希少性のあるレールを使用した返礼品となっています。
苫小牧駅から旧様似駅まであった日高本線(全長約140km)は、2015年に発災した高波による路盤土砂流出で不通となって以来開通することなく、2021年4月に鵡川駅から旧様似駅までの線区(約116km)が廃止になりました。
鵡川駅の次駅であった旧汐見駅(北緯42度55分05秒、東経141度94分47秒)も廃駅となり、今はプラットホームのみが残っています。すぐ南には、太平洋が広がり、秋にはむかわ町名産のシシャモが一級河川鵡川を遡上してきます。
(現在、資源回復のため休漁中ではありますが、北海道太平洋沿岸の漁港であがったシシャモをむかわ町の培ったノウハウでおいしいスダレ干しのシシャモが作られ、お店の軒先に下げて販売され、晩秋の風物詩は途切れることなく続いています。)
今回、この旧汐見駅に敷設していたレールを厚さ1cmに切り、断面を研磨したあと、サンドブラスト(砂吹き)加工により駅看板に書かれていた「しおみ」の文字と「廃線レール」を明記しています。
切断面を除くレール表面のサビは当時の状態のまま残しています。インテリアとして装飾するのはもちろん、手ごろな大きさなのでペーパーウェイトなどの使用もおすすめです。
また、同梱の記念プレートにはレールを収納するためのスペースのほかに、製造番号や旧駅の風景レリーフを彫っており、かつての面影をほうふつとさせます。
ぜひ、在りし日の路線に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
【原材料】
日高本線・旧汐見駅(しおみ)の廃線レール
【注意事項】
※数量限定(受注生産となり、ご注文を多くいただいた際はご相談のうえ生産を検討します)
※画像はイメージです。
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