返礼品について
「ディアマン」シリーズに厳選する革、オイルコードバン。
皮という繊維組織の中で、銀面でもなく床面でもない中間層に隠された、繊維が緻密なたった1mm程度のコードバンの元となる層。
馬の臀部にのみ存在し、表からも裏からも目視ではわからないため、削り出すまで品質や面積がわかりません。
熟練の職人が専用の機材を用い少しずつ削ってコードバン層を取り出します。
削った上で全ての革から安定的に取り出せるわけではなく、個体によってはほとんど存在しないことも。
元になる繊維層だけでも「ダイヤモンド」と形容される稀少さですが、それだけではない物語があります。
なめしはフルタンニン、樹液由来のタンニン液を溜めたプールのようなピット槽に、革を漬けること約6ヶ月。
その後染色、乾燥、削り出し、磨きという、いずれも職人の繊細な手加減、温度や湿度の厳密な管理で10ヶ月から1年をかけて「コードバン」は出来上がります。
そしてそこからソメスサドルの出番。
オイルコードバンは、表面にコーティング加工がない素に近い仕上がり。
繊維自体は他の革にない強固さですが、自然由来の小さなキズやシワも少なくないため、パーツへの裁断にも熟練の「目」が必要です。
製品になったときの美しさはもちろん、開け閉めや折り曲げを考慮した繊維方向など、研ぎ澄まされた感性で、ものづくりが始まります。
必要に応じて革を漉き、端正な薄さを保ちながら、堅牢性を失わない貼り合わせと縫製を重ねていきます。
断面のコバ磨きは革本体とはまた違う輝きで製品を彩る輪郭に。
ポケットなど細部のステッチワークも手しごとが成す芸術的な均整。
ぜひご堪能ください。
内装に使用したカーフ(仔牛革)含め、経年変化も存分に味わえる最高級の素材。
そして年月を重ねた「目」と「手」を持つ、数名のスペシャリスト。
稀少な素材を稀少な技でバトンをつないで、宝石のような革製品たちが生まれます。
しかしながら、まだ「完成」ではありません。
お使いになる方の手に渡ったときこそが「始まり」。
その指先で「ディアマン」に秘める輝きを感じてみてください。
天然由来の小キズ、擦れ、色ムラがある場合がございます。
革本来の風合い、ひとつひとつ違う個体差も、ぜひ味わいながらご愛用ください。
(革、革製品、革小物)
<ソメスサドル株式会社>
皮という繊維組織の中で、銀面でもなく床面でもない中間層に隠された、繊維が緻密なたった1mm程度のコードバンの元となる層。
馬の臀部にのみ存在し、表からも裏からも目視ではわからないため、削り出すまで品質や面積がわかりません。
熟練の職人が専用の機材を用い少しずつ削ってコードバン層を取り出します。
削った上で全ての革から安定的に取り出せるわけではなく、個体によってはほとんど存在しないことも。
元になる繊維層だけでも「ダイヤモンド」と形容される稀少さですが、それだけではない物語があります。
なめしはフルタンニン、樹液由来のタンニン液を溜めたプールのようなピット槽に、革を漬けること約6ヶ月。
その後染色、乾燥、削り出し、磨きという、いずれも職人の繊細な手加減、温度や湿度の厳密な管理で10ヶ月から1年をかけて「コードバン」は出来上がります。
そしてそこからソメスサドルの出番。
オイルコードバンは、表面にコーティング加工がない素に近い仕上がり。
繊維自体は他の革にない強固さですが、自然由来の小さなキズやシワも少なくないため、パーツへの裁断にも熟練の「目」が必要です。
製品になったときの美しさはもちろん、開け閉めや折り曲げを考慮した繊維方向など、研ぎ澄まされた感性で、ものづくりが始まります。
必要に応じて革を漉き、端正な薄さを保ちながら、堅牢性を失わない貼り合わせと縫製を重ねていきます。
断面のコバ磨きは革本体とはまた違う輝きで製品を彩る輪郭に。
ポケットなど細部のステッチワークも手しごとが成す芸術的な均整。
ぜひご堪能ください。
内装に使用したカーフ(仔牛革)含め、経年変化も存分に味わえる最高級の素材。
そして年月を重ねた「目」と「手」を持つ、数名のスペシャリスト。
稀少な素材を稀少な技でバトンをつないで、宝石のような革製品たちが生まれます。
しかしながら、まだ「完成」ではありません。
お使いになる方の手に渡ったときこそが「始まり」。
その指先で「ディアマン」に秘める輝きを感じてみてください。
天然由来の小キズ、擦れ、色ムラがある場合がございます。
革本来の風合い、ひとつひとつ違う個体差も、ぜひ味わいながらご愛用ください。
(革、革製品、革小物)
<ソメスサドル株式会社>