【「混醸」という贅沢な挑戦】
ブドウの個性を活かした少量生産こだわりワイン。
2023年ヴィンテージの「虹」は、赤白あわせて7品種のブドウを一緒に醸す「混醸(こんじょう)」
珍しい醸造手法により生み出された意欲作です。
混醸とは、複数品種のブドウを別々に醸すのではなく、「同じタイミングで収穫し、一緒に仕込む」手法。
個性の異なるブドウがタンクの中でひとつに溶け合い、より自然で一体感のある味わいが生まれます。

【味わい・香りの特徴】
グラスに注げば目を引くのは黄金に近い深い色合い。
混醸により黒ブドウの皮から抽出された色素と旨味によるもの。
香りは、トロピカルフルーツや白い花、ほんのりとハーブのニュアンスが複雑に絡み合い、心地よく立ち上がります。
口に含むと、しっかりとした果実味と透明感のある酸味が印象的。
その奥から、黒ブドウ由来のふくらみのあるボディが広がり、辛口ながらどこか温かみを感じる仕上がりです。
アフターには爽やかさと優しい渋みが残り、次の一口を誘います。

【おすすめの楽しみ方】
魚料理
　白身魚のムニエル、カルパッチョ、刺身に
肉料理
　鶏肉・豚肉のハーブ焼きやクリーム煮など、淡白な肉料理とも好相性
旬の野菜やチーズと合わせて
　ナチュラルワインのように気軽に楽しめます

【お召し上がり方】
冷蔵庫でしっかり冷やした後、8～10℃程度でお楽しみください。
ワインクーラーで温度をキープすると、時間が経っても味わいの変化が楽しめます。
開栓後はなるべくお早めにお飲みいただくのがおすすめですが
香りの変化を感じながら、ゆっくり楽しむのも醍醐味のひとつです。