つつむ、よそう、木のいい香り。
毎日がちょっとトクベツ、
経木のある暮らし。
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古くは、食品を包むため経木が用いられていました。食品の表面の水分を適度に吸い、通気、調湿、抗菌に優れているため食品保存に効果を発揮。鮮度も味も経木によって保たれます。先人たちの知恵です。ご家庭でも経木を取り入れてもらいたいと3種類のサイズを展開しています。
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国産のアカマツを使用。太さ30センチほどの幹の皮を剥ぎ、経木の幅に合わせて直方体に切り落としたら、表面をやすりがけ。さらに約0.18ミリと薄く削り、脱水機で水分を飛ばし、およそ2~3日乾燥させます。削る機械は昭和34年製、機械を修理する職人も少なくなりました。メンテナンスには特に気を使い、簡単な修理は自分たちで行いながら使い続けます。
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サイズ「大」はおにぎりを包む、「中」は冷凍ごはんの保存、「小」は刺身などの盛り付けに。調理時には、落とし蓋や、揚げ物の油分吸収、煮魚では鍋底に経木を敷けば焦げ付きません。経木ごとお皿に盛り付ければ煮崩れもせず便利です。使用済みや裂けてしまった経木は芳香剤として再利用できます。最後は土に還る、人にも環境にも優しいエコな素材です。
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経木でご飯を包めば、お米に木の香りが移ります。経木で包んだおにぎりや冷凍ごはんもまるでお櫃に入れたよう。結婚前までは経木を使ったことがなかった恵さん。「料理好きの方に使ってもらえたら。もっと料理が楽しくなります」と話します。自然そのままの経木で日々の暮らしが変わります。一枚ごとに異なる木目の美しさが、毎日の食卓を彩ります。
サステナブルなアイテムです。盛り付けや調理にお使いください。いつもの料理がもっと楽しく、料理の腕も上がる気がします。