糸島の鯛のこと
知られていなくて、
悔しくて。
いまは、ワクワクしかありません。
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天然真鯛の漁獲高、糸島は日本一*です。しかし町に市場がないからよそに出せば玄海灘の鯛、一括り。徳栄丸は鯛漁師の船、鯛漁を生業としてきました。糸島の鯛のことを知ってほしいです。美味しい鯛です、食べてほしいです。
*農林水産省 海面漁業生産統計調査(H30)より -
糸島牡蠣は有名ですが、それはここ20年のこと。延喜式(えんぎしき)の昔からこの辺りは鯛の海でした。色鮮やかで甘みひときわ、脂のりよし。塩焼き、煮付け、鯛めしに塩釜焼きやアクアパッツア。それはもう食べ方、いろいろです。
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急速冷凍機を入れました。真空にして、お客さん一人ひとりに届けることを始めました。市場に出そうにも出せず、ネットで注文を受けるしかなく。結果、直接のやりとりが始まり、買ってくれる人と鯛でつながれるようになったんです。
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食べ方を絵に描いて、お手紙にして伝えるようにしました。私なり、精一杯。するとお礼が来たり、小さい子も食べましたよみたいな声が聞けたり。たのしみがふえました。着実に食べてもらえてる、広がってる手ごたえでいっぱいです。
左:大窪さん
鯛が毎月届けば、鯛が毎月食べられます。レシピや魚の手描きイラストつき、定期便。その愛とアイデア、ファンになりそう。