貴重な近海もの一本釣り、
最高級の本枯節です。
雄節と雌節のセットで縁起よく。
-
鰹節の種類は主に荒節と本枯節があり、荒節は生切り、煮熟、骨抜き、焙乾という工程を経て2、3週間で完成。本枯節は荒節の表面を削り、カビ付けと天日干しを繰り返すことで旨味が凝縮。燻臭が強い荒節に対し、本枯節は上品な味わい。味覚が敏感といわれる⼦どもたちは、⼯場⾒学に来ると本枯節の⽅を好みます。手間隙かけてこそ生まれる繊細な味、削りたてのおいしさを知ってほしいです。
-
鰹は、屋久島、徳之島、沖縄などの近海もの。釣竿で次々と釣り上げる、昔ながらの希少な一本釣りです。まき網漁よりも鰹にストレスがかかりにくく、身の傷みが少ないのが特徴。余計な脂がなく、鮮度もよくて、いい顔をしています。鰹節を燻すのに使う薪は、カシやクヌギ。添加物不使用。背(雄節)と腹(雌節)の部分をセットでお届けします。
-
本枯節は鰹節の中の最高級、目利きが重要です。とにかく新鮮で、いい鰹を仕入れること。そして、作業の手を抜かず、真面目に、丁寧に向き合うこと。一本売りは形の美しさが問われ、職人が見ればどこが作ったものかわかるほど。店ごとに理想の形があります。完成まで半年以上。いい鰹と職人の技が揃えば、あとは指宿の温暖な気候がおいしく育ててくれます。2008年、農林水産大臣賞をいただきました。
-
おすすめは、おかかごはん。鹿児島の甘めの醤油がよく合います。「私はわさび醤油が好き」と浜村さん。他におかずはいらないくらい、満足感のある味わいです。もちろん、冷奴やおひたしにも。削りたては香りが違います。だしは和食の命。「うちの本枯節は指宿の味を守る⼈気の日本料理店や、県外の⾼級料亭でもお使いいただいています」。
指宿といえば、本枯節。職人の手間と愛情がこもった一本釣りの本枯節を、ぜひご自宅でご賞味ください。舌触りに感動する逸品です。