今回お届けするのは、牡蠣の名産地として有名な室津港(兵庫県たつの市)で年中養殖している「夢追星(ゆめオイスター)」です。2024年2月に東京豊洲で開催された「第1回 全国牡蠣-1 グランプリ」の「生食用部門」では、見事準グランプリに輝きました。ぜひそのうま味をそのまま“生”でご堪能ください。

室津港は約1300年の歴史を誇り、参勤交代のあった江戸時代には西国の大名たちの疲れを癒やし、多くの人々を迎えたと言い伝えられています。

＜特徴①＞
従来の牡蠣は「垂下式養殖」と呼ばれ、筏に牡蠣を吊り下げて養殖していましたが、この牡蠣はオーストラリア発祥の「シングルシード方式」を採用しております。

ロープにバスケットとフロートを交互に設置する方法で、そのバスケットの中で一粒ずつ養殖できるのが特徴です。牡蠣が大きくなったらその都度選別作業を行い、目合いの異なるバスケットへ入れ替えるなどして、常にバスケットの中が過密状態とならないように調整しています。

手間と時間を要しますが、こうすることで牡蠣がバスケットの中で自然の波の影響を受けて揺れながら育つため、この方式特有の深みのある美しい形に仕上がります。

＜特徴②＞
冬季に出回る一般的な牡蠣は“二倍体”の種苗を育てますが、「夢追星」は“三倍体真牡蠣”と呼ばれる卵を持たない種苗で養殖を行います。産卵期が存在しないため、季節を問わず育つだけでなく、産卵によって栄養分が失われることがないので、身の中にうま味がたっぷりと含まれているのが魅力です。

＜おすすめの食べ方＞
①まずはそのまま生でお召し上がりください。
②お好みでレモンやポン酢を付けて味変をお楽しみください。
③生食に抵抗感があるお客様は、殻付きのまま蒸し器で蒸したり、網の上で焼いたりしても絶品です。

牡蠣と一緒に「牡蠣ナイフ」を同封いたします。室津漁業協同組合のYoutube公式チャンネルにて殻の剥き方を紹介していますので、殻付き牡蠣を初めてお求めになられる方もご安心ください。

【殻付牡蠣の剥き方】※軍手等手袋の着用をお願いします。
①牡蠣のふくらみのある方を下に、平らな面が上になるように持つ。
②牡蠣の上殻と下殻の隙間にナイフを入れる。
③牡蠣を持っている側の手を左右に動かし、上側の殻にそわせながら貝柱までナイフを押し進める。
④貝柱をナイフで断ち切ることができると殻が開くようになる
⑤同様に下殻に残った貝柱を断ち切り殻から身を取り出しお召上がりください。

＜注意事項＞
・生食にてお召し上がり頂けます。
・体調がすぐれない場合には加熱してからお召し上がり下さい。万が一体調を崩された場合は、提供元・自治体は責任を負いかねます。
・消費期限は「発送日を含む4日間」となります。
・ご不在で再配達となる場合には出荷日から4日以内でのお受け取りをお願い致します。寄付者様都合でお受け取り頂けなかった場合の再配達は致しかねます。
・天候・道路状況・配送業者の都合によって到着予定日が前後する可能性もございます。
・室津漁業協同組合が発送いたしますが、土日祝や年末年始などの休業日の発送対応はしておりませんので、受取希望日のご希望に沿えない場合もございます。予めご了承下さい。
・牡蠣を扱う際は怪我の恐れがありますので、必ず軍手等手袋の着用をお願いします。また、同封している牡蠣ナイフの取り扱いには十分ご注意ください。
・出荷にあたっては、カキの安全性担保の為に、海水検査、貝毒検査等を行っています。万が一、検査結果が生食基準に適合しない場合には、すでにご注文済みであっても日程の再調整をお願いする可能性がございます。予めご了承下さい。

事業者：室津漁業協同組合