返礼品について
江戸時代から続く鍛冶屋「吉光」。すべて手作業で、丹念に作り上げられた逸品です。
<吉光>
1 日本刀づくり「たたら製鉄」を継承する吉光
「吉光」は嘉永5年(1852)、江戸時代から続く老舗の鍛冶屋です。砂鉄を原料に鉄を作る「たたら製鉄」という日本刀づくりの伝統製法を継承しています。
プロの料理人が使う包丁をはじめ、農具など80種類ほど作っています。時々、お客様から難しいオーダーを受けますが、そういう時こそ職人魂に火がつき、作る喜びを感じます。毎日が挑戦の日々です。
2 まだまだ現役、77歳~96歳の兄弟鍛冶屋
江戸時代から続く鍛冶屋「吉光」は島原市内の中心地にあります。今の工場は昭和17年に建設されました。戦時中は兄弟4人が戦地に駆り出されましたが終戦後、全員が無事に帰還。地元に残る兄弟と9人が一丸となって、伝統を守ってきました。
3 脱サラして、職人の道を歩む将仁
六男・錬治(故人)の長男、将仁は、おじ達の働く姿を小さい頃から間近で眺めて育ちました。約10年前にサラリーマンを辞めて故郷へ戻り、「吉光」を継ぐ覚悟を決めました。将仁は「吉光」をもっと多くの人々に知ってもらいたいとWebを開設してネット通販を始めました。
若い発想がプラスされ販路も広範囲に広がっています。「吉光」の品質の高さが買われてスイスやカナダへも商品が送られています。いつも高齢となったおじ達の健康を第一に考えて、無理のない作業スケジュールを立てるのも大事な仕事です。江戸時代から続く暖簾(のれん)「吉光」の看板を背負い、今日も刃物を打つ力強い音が工場に響き渡ります。
4 鍛冶屋の命、1000度の炉で鉄を打つ
重厚な佇(たたず)まいの鍛冶屋に赤々と燃え盛る炉の炎。1000度近くある炉の周囲に立つだけで、空気までもが熱せられ息苦しいほどです。夏場は地獄のような暑さです。その灼熱の炉と葛藤するのは後継者の将仁。熱いうちに金槌(かなづち)で叩いて形成していく作業は体中の力が必要で、どの工程よりも体力が要ります。
一振り一振りが勝負です。強度を考えつつも、スピーディーに形を整えていく。一瞬の油断が命取りになります。叩き上げた刃物は、研ぎ味を高めるために、もみ殻の中で一日かけてじっくり冷まします。手打刃物は何日も時間を費やして、やっと仕上がっていくのです。
5 一生ものの証、刻印「吉光」
「吉光」は嘉永5年(1852)、江戸時代から続く老舗の鍛冶屋です。砂鉄を原料に鉄を作る「たたら製鉄」という日本刀づくりの伝統製法を継承しています。
熟練の技で生み出される「吉光」の手打刃物。工程によっては一日寝かせる作業もあるので、正直、一日に1本もできあがりません。安易に急いで量産することなどせず、じっくりと時間をかけて1本ずつ仕上げていきます。一生使っていただける最高のものを目指しています。最後に魂を込めて、刻印を入れます。
6 刻印は自信の証、作り手の顔
父親とおじ達の魂を引き継いだ将仁。「物産展へ行くと、研ぎ直して欲しいというお客様が来られます。刃物の刻印と柄(え)の焼き印を見れば、作られた年代が分かるようになっています。この前は祖父が作った刃物に出会いました。何度も研ぎ直され、大切に使用されているのが一目瞭然(いちもくりょうぜん)でした。お客様は使いやすいから絶対に手放せないと言われ、研ぎ直しを頼まれました。祖父が亡くなった後も大事にされているのを知り、心底感動して嬉しさがこみ上げて来ました。」
7 鍛冶屋「吉光」が推奨する手打刃物5種類
手打ち包丁 (一枚目の写真 上から順番に包丁の特徴)
「三徳包丁」(写真:一番上部)
肉切りだけでなく、野菜や魚にも使える万能包丁です。洋包丁の牛刀と和包丁の菜切りの特徴を1本の包丁に凝縮した形の包丁です。
刃の種類:両刃 使用鋼:スーパー青鋼 全長:約280mm 重さ:約150g
「柳刃包丁」
伝承の手打ち技法と材料を使って、手作業で丁寧に造り上げました。魚の刺身・肉ブロックスライスに最適です。
刃の種類:片刃(左利き用には対応しておりません) 使用鋼:安来青紙2号 全長:約330mm 重さ:約190g
「出刃包丁」
両刃の大型出刃包丁。大きい魚の骨や冷凍物の切断に最適です。料理人や釣り好きな方におススメです。
刃の種類:両刃 使用鋼:安来白紙2号 全長:約300mm 重さ:約380g
「菜切包丁」
プロの料理人も納得の手打刃物。切れ味が長く持続し、研ぎ直しも楽な包丁です。
刃の種類:両刃 使用鋼:スーパー青鋼 全長:約280mm 重さ:約170g
「牛刀」(写真:一番下部)
すばらしい切れ味と、使いやすさ、研ぎやすさで人気です。レリーフのように浮き出た紋様が粋です。
刃の種類:両刃 使用鋼:粉末ハイス鋼(HAP40) 全長:約300mm 重さ:約240g
※現在は商品画像にある黒色の柄は取り扱っておりません。実際にお届けする包丁の柄の色は茶系となりますのであらかじめご了承ください。
8 江戸時代から続く鍛冶屋「吉光」の刃物
刃物は「人生を切り開き、幸運をもたらす縁起物」として快気祝・内祝・新築祝・結婚お祝などあらゆるご進物・ご贈答品に利用されています。
私たちはお客様の気持ちを第一に考えて、実直に鉄を叩き、手打刃物や農具を生み出すことこそが使命だと思い、伝統を守っています。
しなやかな刃先を兼ね備えた逸品で、研ぎ直せば刃がなくなるまで半永久的に使用できます。
是非とも鍛冶屋「吉光」の刃物に触れてみてください。
<吉光>
1 日本刀づくり「たたら製鉄」を継承する吉光
「吉光」は嘉永5年(1852)、江戸時代から続く老舗の鍛冶屋です。砂鉄を原料に鉄を作る「たたら製鉄」という日本刀づくりの伝統製法を継承しています。
プロの料理人が使う包丁をはじめ、農具など80種類ほど作っています。時々、お客様から難しいオーダーを受けますが、そういう時こそ職人魂に火がつき、作る喜びを感じます。毎日が挑戦の日々です。
2 まだまだ現役、77歳~96歳の兄弟鍛冶屋
江戸時代から続く鍛冶屋「吉光」は島原市内の中心地にあります。今の工場は昭和17年に建設されました。戦時中は兄弟4人が戦地に駆り出されましたが終戦後、全員が無事に帰還。地元に残る兄弟と9人が一丸となって、伝統を守ってきました。
3 脱サラして、職人の道を歩む将仁
六男・錬治(故人)の長男、将仁は、おじ達の働く姿を小さい頃から間近で眺めて育ちました。約10年前にサラリーマンを辞めて故郷へ戻り、「吉光」を継ぐ覚悟を決めました。将仁は「吉光」をもっと多くの人々に知ってもらいたいとWebを開設してネット通販を始めました。
若い発想がプラスされ販路も広範囲に広がっています。「吉光」の品質の高さが買われてスイスやカナダへも商品が送られています。いつも高齢となったおじ達の健康を第一に考えて、無理のない作業スケジュールを立てるのも大事な仕事です。江戸時代から続く暖簾(のれん)「吉光」の看板を背負い、今日も刃物を打つ力強い音が工場に響き渡ります。
4 鍛冶屋の命、1000度の炉で鉄を打つ
重厚な佇(たたず)まいの鍛冶屋に赤々と燃え盛る炉の炎。1000度近くある炉の周囲に立つだけで、空気までもが熱せられ息苦しいほどです。夏場は地獄のような暑さです。その灼熱の炉と葛藤するのは後継者の将仁。熱いうちに金槌(かなづち)で叩いて形成していく作業は体中の力が必要で、どの工程よりも体力が要ります。
一振り一振りが勝負です。強度を考えつつも、スピーディーに形を整えていく。一瞬の油断が命取りになります。叩き上げた刃物は、研ぎ味を高めるために、もみ殻の中で一日かけてじっくり冷まします。手打刃物は何日も時間を費やして、やっと仕上がっていくのです。
5 一生ものの証、刻印「吉光」
「吉光」は嘉永5年(1852)、江戸時代から続く老舗の鍛冶屋です。砂鉄を原料に鉄を作る「たたら製鉄」という日本刀づくりの伝統製法を継承しています。
熟練の技で生み出される「吉光」の手打刃物。工程によっては一日寝かせる作業もあるので、正直、一日に1本もできあがりません。安易に急いで量産することなどせず、じっくりと時間をかけて1本ずつ仕上げていきます。一生使っていただける最高のものを目指しています。最後に魂を込めて、刻印を入れます。
6 刻印は自信の証、作り手の顔
父親とおじ達の魂を引き継いだ将仁。「物産展へ行くと、研ぎ直して欲しいというお客様が来られます。刃物の刻印と柄(え)の焼き印を見れば、作られた年代が分かるようになっています。この前は祖父が作った刃物に出会いました。何度も研ぎ直され、大切に使用されているのが一目瞭然(いちもくりょうぜん)でした。お客様は使いやすいから絶対に手放せないと言われ、研ぎ直しを頼まれました。祖父が亡くなった後も大事にされているのを知り、心底感動して嬉しさがこみ上げて来ました。」
7 鍛冶屋「吉光」が推奨する手打刃物5種類
手打ち包丁 (一枚目の写真 上から順番に包丁の特徴)
「三徳包丁」(写真:一番上部)
肉切りだけでなく、野菜や魚にも使える万能包丁です。洋包丁の牛刀と和包丁の菜切りの特徴を1本の包丁に凝縮した形の包丁です。
刃の種類:両刃 使用鋼:スーパー青鋼 全長:約280mm 重さ:約150g
「柳刃包丁」
伝承の手打ち技法と材料を使って、手作業で丁寧に造り上げました。魚の刺身・肉ブロックスライスに最適です。
刃の種類:片刃(左利き用には対応しておりません) 使用鋼:安来青紙2号 全長:約330mm 重さ:約190g
「出刃包丁」
両刃の大型出刃包丁。大きい魚の骨や冷凍物の切断に最適です。料理人や釣り好きな方におススメです。
刃の種類:両刃 使用鋼:安来白紙2号 全長:約300mm 重さ:約380g
「菜切包丁」
プロの料理人も納得の手打刃物。切れ味が長く持続し、研ぎ直しも楽な包丁です。
刃の種類:両刃 使用鋼:スーパー青鋼 全長:約280mm 重さ:約170g
「牛刀」(写真:一番下部)
すばらしい切れ味と、使いやすさ、研ぎやすさで人気です。レリーフのように浮き出た紋様が粋です。
刃の種類:両刃 使用鋼:粉末ハイス鋼(HAP40) 全長:約300mm 重さ:約240g
※現在は商品画像にある黒色の柄は取り扱っておりません。実際にお届けする包丁の柄の色は茶系となりますのであらかじめご了承ください。
8 江戸時代から続く鍛冶屋「吉光」の刃物
刃物は「人生を切り開き、幸運をもたらす縁起物」として快気祝・内祝・新築祝・結婚お祝などあらゆるご進物・ご贈答品に利用されています。
私たちはお客様の気持ちを第一に考えて、実直に鉄を叩き、手打刃物や農具を生み出すことこそが使命だと思い、伝統を守っています。
しなやかな刃先を兼ね備えた逸品で、研ぎ直せば刃がなくなるまで半永久的に使用できます。
是非とも鍛冶屋「吉光」の刃物に触れてみてください。