返礼品について
令和四年の干支である寅の香合です。
穏やかな良い一年になるようにと、
霓林が思いを込めた今年の寅は、丸く見開いた眼が優しい
雰囲気を醸し出し、目を合わせると思わず笑みが
浮かんできます。
寅の縞模様は箆を使って深く彫り入れ、
そこに化粧土が入り込むことで表現されています。
小品ながらも、唐津焼の作家の中でも細工物の名人と
いわれる中野霓林の力が遺憾なく発揮された作品です。
粉引の優しい色合いと共に見る人の心も穏やかで温かな
気持ちになる香合は、お茶道具としてお使いいただくだけでなく、
玄関や床の間に飾っていただければ一年中お使いいただけます。
【注意事項/その他】
・硬い物にぶつかると、
欠けたりひびが入ったりすることがあります。
・一品一品手作りの為、お届けした作品の表情や色合いが
画像と若干異なる場合があります。
・桐箱に入れてお送りいたします。
表千家・裏千家の紐対応いたします。
・贈り物用に熨斗対応いたします。
【事業者より】
安政年間、初代松島弥五郎没後、
門下であった中野霓林(なかのげいりん)が
窯を引き継ぎました。
霓林の功績により藩窯としての認可を小笠原長生公より受け、
小笠原家の家紋である『三階菱』を窯印として
使用するようになりました。
徳川末期及び明治維新と共に、廃藩置県の為藩の加護なく
中絶期に直面した際、
お茶碗窯として炎を絶やすことなく、
今日の唐津焼隆盛の基礎をなしえました。
種田山頭火が初代に与えた「霓林」という雅号。
霓は虹の意で、「虹の林」という名前は唐津市に
ある虹の松原を思わせます。
現在は、平成26年に祖父からその名前を受け継ぎ、
三代中野霓林を襲名した中野正道が、
唐津焼の伝統を踏まえ茶陶をはじめ、
細工物を手掛けています。
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