江戸時代中期に虎屋八代目当主”高田助四朗”が屋号に因み虎の模様に焼き上げたどら焼きです。
新鮮な広島県産卵とアカシア蜂蜜を使い、しっとりしたかすてら生地に、北海道産小豆を使用した自家製粒あんをやわらかく炊きあげたどら焼きです。
餡子へのこだわりは強く、工場長が選定した北海道産小豆と熟練の職人の手から虎屋の美味しい餡子は生まれます。
弊社では代々、餡子は必ず自社で炊くことを信条としております。

甘さ控えめで小豆本体の風味とふっくらした食感をお楽しみいただけます。
生地の虎模様は、鉄板の上に直接生地を流さず、鉄板の上に紙を敷き、その上に生地を流し焼き上げることで紙にシワが入り、紙を剥がした時に現れます。
生地に直接焼きが入らないので、柔らかな食感がお楽しみいただけます。
あんには小豆の粒がしっかり残っており、上品な味わいです。
軽やかな皮の食感、ほどよい餡の甘さが楽しく、ちょうどよい大きさで、するりとひとつ食べられます。

虎は「一日にして千里を行き、千里を帰る」といわれるように、強靭な生命力であらゆる厄災を振り払い、家運隆盛を導くといわれています。
また、子虎に愛情を注ぐことでも知られている虎は、親子の絆の象徴でもあります。

【加工地（製造地）】
株式会社虎屋本舗
広島県福山市曙町1-11-18