【清流にのみ生息する希少な川ガニ】
モクズガニは、日本のきれいな清流に生息する川ガニで、中国料理の高級食材として知られる上海蟹とは同族異種です。
蒸しあがった真っ赤な殻の中には身がぎっしりと詰まり、濃厚で甘いミソは一度食べたら忘れられないほど。
高津川流域では、古くからこのモクズガニの漁が行われてきましたが、漁獲量が少なく、生きた状態で蒸さなければならないため、輸送が難しく、市場にあまり出回ることはありません。また近年、気候変動により、漁獲量が減ったため、さらに希少性が増してきました。
そのモクズガニを生きたまま蒸し、食材の中の水分を微細に振動させながら細胞膜を傷つけず冷やすCAS冷凍にしました。
CAS冷凍の技術により、細胞の水分が失われることなく、美味しい状態での輸送が可能に。
真空パックのまま熱湯で約30分湯煎しただけで、この希少なモクズガニの味が体験できます。

■生産者の声
【海のカニにはない濃厚な味わいを届けたい】
モクズガニのこどもは毎春、海から川を遡上し、上流の中国山地の沢で10年以上生息し、成熟すると初秋のころ、産卵のため日本海を目指して約80kmを一気に川を下ります。
この習性を利用し、川下に降りてくるカニをカニ網栓に導き、成熟したカニだけを獲る漁法をずっと行ってきました。
獲ったモクズガニは生きた状態で塩味をつけて蒸しあげ、すぐにCAS冷凍し、真空パックに。調理は、真空パックのまま熱湯で約30分湯煎するだけで、美味しくいただけます。
蒸した甲羅の色が秋のもみじと同じ色になるため「もみじガニ」と名付けられました。
以前は本当にたくさんのもみじガニが獲れたのですが、近年の気候変動により、漁獲高が年々減ってきています。ですが、甘くて濃厚なもみじガニのミソ、ツメや足にびっしりと詰まった身……海のカニとはまったく違う味わいを届けたいと思い、試行錯誤を繰り返しながら、美味しくお届けする方法を考え抜きました。
清流・高津川の恵みを、どうぞお楽しみください。

■お礼品の内容について
・もみじガニ『蒸したモクズガニ』[オス・メス1対2匹入り/袋×4袋(8匹)]
　　原産地:島根県津和野町
　　賞味期限:製造日から1年


■原材料・成分
モクズガニ

配送種別:冷凍便

■配送不可地域
離島にはお届けできません。